『この世界の片隅に』旋風が止まらない!感動の声と支援が殺到

この世界の片隅に

12日に公開され、全国でわずか63館の上映ながら、公開2週間で動員数10万人を突破した映画『この世界の片隅に』。

主人公すずのキャラクターとぴったりシンクロするのん(能年玲奈)の声、緻密な時代考証と映像、日常を描きながら引き込まれるストーリー、コトリンゴの歌など、さまざまな視点から絶賛の声が上がっている。



 

■「爆煙の色」に着目する人も

観た人でも気づかなかったかもしれないが、空襲に応戦する高射砲の爆煙に色がついていた描写は、ていねいな時代考証の結果だという指摘も。


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■上映館のツイートが監督に届いた

イオンシネマ近江八幡では、観客が書き込んだコメントカードを掲示し、一部の画像をツイートしているが、呉出身の人からのコメントも。

「映画を作った方々に、このお客さまのメッセージを届けたい」というスタッフのツイートに対して、片渕須直監督がツイッターでコメントし、話題となった。


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■クラウドファンディングも目標達成

この映画は、制作費の一部をクラウドファンディングで募集したことでも話題となった(エンドロールに支援者の名前が表示されている)。

さらに、15ヶ国で配給が決定している海外上映を盛り上げるための片渕の渡航費について、新たに支援を募ったところ、わずか数日で目標金額の1.5倍を達成。

この世界の片隅に
(画像はMakuakeのスクリーンショット)

片渕監督は、新規の支援は控えてほしいむねのお願いコメントを投稿している。

こうした状況に対して、「クラウドファンディングのかわりに劇場に行こう!」とツイートするユーザーも。


ごくごく限られた映画館から、草の根的に拡がる賞賛と支援の声。さらに拡大していくことを期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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