LDH経営のカレー店『井上チンパンジー』　話題沸騰も今後が心配

東京・中目黒の高架下再開発プロジェクトで、先週多くの新店舗がオープンした。

中目黒は、EXILEや三代目J Soul Brothersが所属する事務所LDHの「城下町」。そのためか、LDHも高架下にカレー店『井上チンパンジー』を出店している。

駅近くということもあり「家賃もかなり高額」との噂だ。

メニューは生姜焼きカレー850円、生姜焼きとハンバーグが乗ったデラックスカレー950円とファーストフード店としては高めの価格設定。カウンター席とテイクアウト専用の窓口がある。

LDHが出すカレーと聞いて、きっと強靭な肉体を作るために山盛りのカレーが出るのでは…としらべぇ取材班もさっそく店舗へ行ってみた。

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■週末の夕方はすでに行列

夕飯前の人が少ない時間を狙って16時ごろ伺ってみたが行列ができており、『レコード大賞』などでネガティブな報道もあるLDHといっても、やはりタレントパワーの凄さが感じられる。

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■さっそく注文してみた

山盛りのカレーとの熱い勝負をするため「生姜焼きカレー卵焼き乗せ、ご飯とルー大盛り」を注文。

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■辛さの設定は…

普通のカレーでも少しピリ辛らしいのだが、寒くなった体を温めるため中辛に。店内の説明によると、辛くすればするほど猿に退化してしまうようだ。

ワクワクしながら待っていると、後から入店したお客さんの注文からどんどんと出ていく。どうやら、同じメニューごとに作っているらしく、少しでも複雑なものを頼むと後回しにされてしまうのか。

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■ようやく到着

山盛りカレー！とはいかず、想像よりもずっと少ないカレーが出てきた。

あっさりとしたカレーに、普通の生姜焼きと卵が乗ったカレーで備え付けの福神漬けもあり、さらさらと食べ進められる。

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■あっという間に完食

カレーの量は少々肩透かしだったが、とてもおいしいカレーであった。

■様々なトラブルも

店内滞在時間は20分ほどだったが、その間だけでもいくつかのトラブルが発生していた。

「お会計のおつりが間違っている」「メニューが違う」「複数名で注文すると一人食べ終わる頃に最後のメニューが出てくる」など新店舗のため、まだスタッフが育っていないから仕方がないのかもしれないが、この先が少し心配になった。

とくに店の問題と感じたことは、荷物を置く場所が一切ないこと。冬のこの時期にコートを床に置くわけにもいかず、みんな一様に膝の上に丸めて置いていた。

LDHパワーで常に満員なものの、まだまだ改善すべき点も多いようだ。

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【CURRYSHOP 井上チンパンジー】
東京都目黒区上目黒3－4－15
11:00～22:00(L.O.21:45)

(取材・文／吉尾峻)