競技生活27年 歩けなくなった伊達公子の現役続行宣言にファン感動

2016/11/28 18:00


テニスのWTAランキング自己最高位シングルス4位。日本女子テニス界の第一人者として世界で活躍するプロテニスプレイヤー伊達公子(46)が競技生活27年にして現役続行か否かの瀬戸際で苦しみ抜いた姿をTBS『S☆1』が密着。

現役にこだわる姿勢にファンが感動の声をあげている。

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(著作TBS/『S☆1』 ※編集部でTV画面を撮影)

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■伊達公子に訪れた危機

2016年2月、長い競技生活で伊達の左ひざは限界を迎えていた。左ひざ半月板と関節軟骨が損傷。テニスはおろか日常生活にも支障が出るほどの痛みに襲われる。

「もう一回元気にやってみたい」と想いを口にした伊達は、3ヶ月で二度にわたる手術、リハビリを通じて「現役続行」を体現した。

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(著作TBS/『S☆1』 ※編集部でTV画面を撮影)

日に焼けた肌が白く戻り、7月にはリハビリが終了する予定が経過は思わしくない。

しかしながら、手術から9ヶ月後の11月18日にはジョギングができるまでに回復し5kmを軽快に走る姿が映し出される。

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(著作TBS/『S☆1』 ※編集部でTV画面を撮影)

番組内で伊達は「最終的な目標は(テニス)コートに戻ってプレイすること。それでも今日は目標に近づいた大きなステップになる」と輝く笑顔をこぼした。


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■伊達公子の姿勢にファンは?

ランキング上位のプロテニスプレイヤーの平均年齢は90年代から2015年のあいだに5歳ほど上昇し29歳。現・女子テニス界トップのセリーナ・ウィリアムズも35歳とベテランが活躍しているのは間違いない。

しかしながら、46歳の伊達は競技者として高齢だ。今回の左ひざの故障は引退を決断させるに十分な理由に思えるけれども、現役にこだわりぬく伊達の姿に感動をあらわにするファンは多い。

https://twitter.com/ERIKAErichuki/status/802905818450444288

しらべぇでも報じているが、伊達は2001年に結婚したレーシングドライバーのミハエル・クルムと9月に離婚。2016年は伊達にとって公私ともに激動の1年となってしまった。

1996年に引退し12年後の2008年に現役復帰したときのように、再び元気にコートを走り回る姿をファンは待ち望んでいる。伊達公子はきっとその願いを叶えてくれるだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ

引退TBSテニス手術取材
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