若い女性の「過労死」危険信号　忙しくてアレもできない？

「女性の活躍を阻むあらゆる課題に挑戦」する安倍内閣は、女性の力が日本の成長には不可欠としている。しかし一方で、「働きすぎ」問題が拡大する危険も。

そこでしらべえ編集部では、就労中の20～60代男女を対象に「過労死すると思うほど働いている」人の実態を調査した。

■もはや若い女性も危険

「過労死するほど働いている」人は全体で11.7％。そして過労死リスクは若い女性にも広がっている。

次のグラフのとおり、20～30代の若い世代は男女ともに「過労死するほど働いている」人が多いのだ。

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■アフター５どころかアレの時間もない

「アフター５」も今は昔。定時退社後の遊びの時間の呼び名だったが、今や生活に必要な時間も取れていない人も。

次のグラフは入浴との関係を示している。

女性がお風呂に入らないというのはよほどの事情だ。

「過労死するほど」の回答が17.8％ともっとも高い結果になっている。風呂に入らない日が増えはじめたら、危険信号と注意したほうがよさそうだ。

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■性格や友人・恋愛関係と過労死タイプ

男女の過労死リスクを回答結果から整理すると次のようになる。

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■働きすぎの女性に朗報？

次の結果は、年上・年下のどちらに好かれるかと「過労死するほど働いている」の関係を表している。「過労死するほど働いている」女性は、実は年下の男性から好かれているのだ。

仕事環境はなかなか変えられない。なら、いまの職場で『役得』を探すのもひとつ。

男性社員も「年上の異性から好かれる」傾向が読み取れる。忙しく働く女性にとって、これはひとつのチャンスと言えそうだ。ひと風呂浴びながら、ゆっくり考えてみるのはいかがだろう。

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（取材・文／しらべぇ編集部・谷葦夫）