熊本県民自慢のパン屋『ミルキー』焼きたてメロンパンのこだわりがヤバい
熊本県の中央部に位置する宇城市小川町。
この街に、衝撃的にウマいメロンパンを出すパン屋があるという噂を聞きつけ、しらべぇ編集部ではさっそく取材へ。
薩摩街道沿いを少しそれると、洋風の建物「ミルキー (milky)」が現れる。
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■自慢のパンがぎっしり
店内には、自然発酵種のパンがズラリ。
「焼き上がりました〜」という店員の掛け声で、メロンパンがちょうど運ばれてきた。
天板にしっとりとしたぬくもりが残るなか、綺麗な焼き目がついて登場したのは「石窯メロンパン」(140円)。
甘い香りが周囲に漂い、扇状の焦げ目が可愛らしい。
出来たてを口にふくむと、甘さ控えめの綿菓子のような食感で、口の中で溶けて無くなる。
熊本県産の小麦粉を使用しているという生地は、ほのかで優しい味わい。
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■オーナーこだわりの釜
石窯でパンを焼いている姿を見せていただいた。
オーナーが自らで設計・施工に参加したという立派な釜で、メロンパンが大切に焼かれている。
手間暇をかけて焼かれるパンの種類は、ほかにも「石窯焼きチーズフォンデュ」(210円)が。香ばしく膨らんだ生地のなかには…
爽やかな酸味とわずかな塩気を感じる濃厚クリームチーズが。ちぎる瞬間、ねっとりとチーズが抵抗して伸びる。
サクサクとした表面と、とろとろのチーズが口のなかでサクトロなハーモニーを奏でる。
生地の密度や、焼き加減、食感など店のこだわりを細部まで感じる美味しさだ。
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■「甘しょっぱ系」パンも…
店員によると、メロンパンはほかに「塩メロンパン」(150円)がオススメとのこと。
さきほどの「石窯メロンパン」と人気を二分しており、こちらは表面が硬めのクッキー状で、結晶塩がまぶされている。
生地は、驚くほどまろやかだ。このメロンパンを食べるために県外から足を運ぶ人もいるらしい。
定番の熊本グルメもいいが、こだわりぬかれて大切に焼かれている知る人ぞ知るパン屋で、ぜひ焼きたてを食べてみてほしい。
【ミルキー 】
住所:熊本県宇城市小川町江頭111-1
営業時間:7:30~21:00 日曜日のみ~20:00まで
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)