2円足りないからって…?レジ店員が語る「迷惑客トラブル」3選
12月になると、クリスマスや年末年始などのために買い物をする機会も増えるだろう。そして買い物客が必ず通らなくてはいけないレジは、トラブルが頻発する場所でもあるらしい。
しらべぇ取材班は、レジ店員経験がある人々に「イヤな客」だと思った人たちを聞いてみた。
①「2円くらいイイじゃない!」
「スーパーでレジ店員をしています。一番記憶に残っているお客さんは…60代くらいの女性で。カゴにたくさんの荷物を詰めてやってきたんですが、
お会計の合計が出たときに、『あら〜。どうしましょう。2円足りないわ…』と、困り顔で見てきて。だから『どれかお減らししますか?』と聞いたら、
そのオバさんは突然『なによ! たった2円くらいサービスしてくれてもいいじゃない! 2円に貢献するくらいいつも買い物してますよ!』と、激怒…。
大量の品をレジに残したままお金を払わずに帰って行ってしまいました。確かに『たった2円』という気持ちはわかりますが…ダメなんです」(Jさん・33歳)
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②高校生の反応を見てニタニタと楽しむ
「高校生の時に、コンビニでバイトをしていました。そこは工場街で、昼や夜になると作業着を着た男の人たちがたくさん来ていたのですが…。
大人向けの本をレジに置いて、ニタニタしながら私の反応を見てくる人がすごく多かったです。
中にはレジに置く時に、その本のページを開いて露骨なシーンを目につくようにしたり、『この本を見ながら俺が何するかわかる?』と聞いてきたりする人も。
高校生だった私はすごく苦痛で…。お客という上の立場を利用した、性的な嫌がらせでしかない。逮捕してほしかったです」(Aさん・25歳)
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③「お釣りが足りない」詐欺
「デパート内にある、若い女性から人気のコスメブランドで働いていました。そこに大学生くらいのふたり組みの子がきて。1,000円のリップを買う時に、
1万円を払ってきたので、9千円のお釣りを渡しました。一緒に枚数も確認してきちんと払ったのに、お店を出てから5分後くらいに戻ってきて、
『1万円で払って、お釣りが8千円しかなかった』とクレーム。そうなると、トラブルにならないために、お店側も払わないといけない雰囲気で、1,000円渡すことに。
その日の売上は、当然1,000円マイナス、店長からも『お釣りは確認!』と叱責…。
しかし翌日、同デパートの別店舗3件でも同じことがあったと発覚。詐欺られたようでした」(Sさん・29歳)
レジは、さまざまな買い物客が通るだけでなく、買った品を見せたりお金に関わったりする場所でもあるため、問題が発生しやすいようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)