熱い友情や父と息子の絆に感動 劇場版『モンスト』が泣ける
12月10日に封切られたアニメ『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ』。
作品がヒットを飛ばすかを占う、公開最初の週末2日間で動員39万416人、興収4億3961万2800円を記録するなど、大ヒットを予感させる興行成績も話題となっている。
人気ゲームアプリ『モンスターストライク(以下、モンスト)』の派生コンテンツとして、既にWebアニメがYouTubeで人気を集めており、今回の劇場版はその「エピソード・ゼロ」ともいえる内容だ。
こうした話を聞くと、アプリで遊んだりアニメを観たりしていない人には、「楽しめなそう」と感じてしまう人もいるかもしれないが、そう思ってしまうのはもったいない。
Twitterで口コミをチェックすると、「モンストのアニメは観ていなかった」人がお勧めするコメントも目につく。
実を言うとさ、アニメのモンスト1度も見たことないんだよね
どんなもんかと映画観たけどさ、戦闘シーン熱いしめっちゃぬるぬる動くし、
予定調和で泣いたしww
あと、普段使ってるキャラ達が喋って動く姿に感動した
— マサ (@orefuumi) December 10, 2016
https://twitter.com/KSumz8Ze02oXe1b/status/808260031472799744
■熱い友情に感動
作品のキャッチコピーは「いつだって、僕らは仲間だった。」とあるように、主人公・焔レンとその仲間たちの友情が描かれる。
小学生時代の主人公たちが、時にぶつかりながら互いを思い遣っている姿には、心を揺さぶられるだろう。
そしてもうひとつの作品コピーが「たった4人で、世界を救う冒険」。
これを読んで、あの名作を思い浮かべる人もいるかもしれないが、実際に作品を観た人の中には、こんなツイートをした人も。
スタンドバイミーみたいな映画なのかなと思ったら、本当にスタンドバイミーみたいな映画で。でも、どこか懐かしくて新しいスタンドバイミーって感じだった。#モンスト映画
— 2つ名のなかぴこ2 (@nakapiko_2) December 10, 2016
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■父と息子の絆に涙
ネタバレになるので詳しい内容は避けるが、劇場版『モンスト』では主人公たちの友情と合わせてストーリの軸となっているのが、父と息子の絆。
主人公・レンとその父にも固い絆を感じるのだが、脇役として登場する冒険の旅の途中で偶然出会う父と息子にも、グッとくる。
どんなに離れていても、親子が親子であり続けていることを感じさせる2人に、涙した人も多そうだ。
https://twitter.com/kit56892154/status/807489883702890496
https://twitter.com/sh1_eeee/status/807817456999727104
「島根の親子がイイ!
2人ともぶっきらぼうだけど、優しくて…泣かされたわぁ」(30代・女性)
アニメファンの間でも、豪華な制作陣でそのクオリティは折り紙付き。アプリやアニメを経験していない人も、ぜひ劇場で楽しんでもらいたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)