サンタクロースっていつまで信じてた?年代で大きな差が
町中がクリスマス装飾に賑わうこの季節。クリスマスに欠かせない人物と言えば、プレゼントを届けてくれるサンタクロース。
しかし、「サンタクロースを信じてる」というような話を、子供のころにした覚えはないだろうか。
そこでしらべぇ編集部は、全国20代〜60代の男女1,360名に対し、「サンタクロースはいつまで信じていたか」を調査した。
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■信じたことがない人は3割
全体の割合を見てみると、一番多かったのは「小学校低学年まで」の31.5%。
この結果を見ると、「サンタクロースを信じていた」というボーダーラインは、小学校低学年と高学年の間ということになる。
サンタクロースの存在を疑い始めるころ、友達から「いない」と伝えられることで、親の優しい嘘に気づくきっかけとなる――といった人も多いのかもしれない。
しかし、「サンタクロースを信じたことがない」という人も30.0%で、最も多い割合と拮抗する結果に。
サンタクロースを信じるきっかけとなるのは、親によるものが大きいだろうが、周囲の環境によってクリスマスを祝わなかったりする場合もあるのかもしれない。
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■20代は「夢を見ることができた世代」
「サンタクロースを信じたことがない」人を年代別で見てみると、20代は17.4%と2割に届かない結果となったが、50代は36.1%・60代は38.0%と全体の割合よりも多い結果に。
子供のころにはすでに、クリスマス文化が日本に定着していた20代は、全体と比較しても信じていた割合が多い。
その一方で、50代、60代の人の子供時代は、今ほどクリスマスを祝うという習慣自体が少なかった影響もありそうだ。
実際、サンタクロースを信じたことがないという50代の女性に話を聞いてみると…
「サンタクロースなんて信じたことないです。むしろ、子供のころにクリスマスを家族でお祝いしたこともないです。でも、クリスマスが嫌いとかそういうわけではまったくなく、今はむしろ好きなんです。
子供や孫ができた今は、クリスマスには腕によりをかけた料理とケーキで、家族みんなでお祝いするのが毎年の楽しみです。だから、子供のころにもクリスマスの習慣があれば、最高に楽しかっただろうなとは思います」(50代・女性)
子供時代にクリスマスの習慣がなかった人も、今は心から楽しんでいる様子もあるようだ。
大人にとっては数あるイベントのひとつかもしれないが、子供にとってはかなりのビッグイベントのひとつ。
サンタを信じている子供と、サンタクロースについて語り合うのも、心温かくなるクリスマスのすごし方かもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1360名(有効回答数)