駅伝って何がいいの?3人に1人は「良さがわからない」
お正月のスポーツといえば、駅伝だろう。「ニューイヤー駅伝」「箱根駅伝」といった有名な大会が開かれている。
1本のタスキを何人もの選手がつないでいく…それだけなのだが、「繰り上げスタート」「故障」など、ドラマが尽きない。
そんな駅伝だが「何が面白いの?」「走ってるだけじゃん」などと、良さが理解できないと思っている人も。
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■「良さがわからない」人は…
駅伝の良さがわかるか、全国20代〜60代の男女1365名に対してしらべぇ編集部で調査を実施。
その結果「何がいいんだかわからない…」と思っている人は、全体の38.6%。3人に1人はあまり興味が持てていないようだ。
50、60代では少し下がるが、40代まではかなり多い。
沿道にまで行って応援している人が高齢なのも、こうした理由かも。
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■元ヤンでも!?
懸命に走って、仲間と1本のタスキをつなぐ…団結力の現れるスポーツだけに、「友情」に厚そうな元ヤンの人たちはやっぱり好きなのだろうか。
結果は真逆に。なんと元ヤンの人たちは7割近くが「何がいいんだかさっぱりわからない」と回答している。
わざわざ苦しいのに長距離走るのなんか意味わかんねえ、と思っているのだろうか。
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■駅伝に馴染みはあるが…
駅伝の面白さがいまいちわからない、という30代女性はこう話す。
「家の近所を箱根駅伝が通るので、毎年祖母は応援に行って旗をもらっています。テレビは元旦〜3日は駅伝がついていて。小さい頃から見ていました。
でも、何が面白いのかさっぱりわからない。大人になったらわかるよ、と言われていましたが、未だにわからない。ゴール間近とか、駆け引きのあるところはいいんですが…頭から最後まで見ている人は、何に注目しているんですかね?
私にとっては、交通規制で道路が使えなくなる面倒なイベントと化してます」
それでも、2016年の箱根駅伝の視聴率は28.0%。未だに高い人気を誇っている。
良さがわからない人でも、ニュースなどで事前情報を少し入れてから見てみると、また違った面白さがあるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)