小林麻央が海老蔵の密着特番に出演 夫婦愛&親子愛に感動の声

2017/01/10 07:00


小林麻央
(画像は小林麻央公式ブログのスクリーンショット)

歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻で乳で闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が9日夜に放送された『市川海老蔵に、ござりまする。』(日本テレビ系)に出演。

そこで海老蔵への想いを赤裸々に告白し、感動の声が広がっている。



■「1年がなんだよ。ずっとなんだよ」 海老蔵の言葉に涙あふれる

この番組は海老蔵の密着ドキュメンタリー番組の第4弾。麻央は昨年6月の癌公表後、はじめてテレビ出演した。

大晦日、病院のベッド上でカメラの前に姿を見せた小林。ヘッドキャップ、マスクをつけた姿だが、その隙間から覗く部分を見るだけでも、顔色が悪いことが伺える。

そして、1月4日。小林はベッドの上でインタビューに応じた。

闘病してから1年以上過ぎたときに、小林は海老蔵と自身の母親に「これ以上迷惑をかけられない」と話したことがあったそう。

すると、それを聞いた海老蔵は

「1年がなんだよ。ずっとなんだよ」


「俺はずっと麻央の夫で、みんな家族なんだよ。ずっと支え合うんだよ」


と言われたことを明かした。また、小林は

「もし私がこの病気を乗り越えられたときに、病気をする前よりもちょっといいパートナーになれるんじゃないかなという」


「なのですごく思うのは、役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを神様下さいって、いつも思うんですね」


などと、涙を交えながら海老蔵や家族への想いを語った。


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■愛する息子のお目見えに同行

インタビューの他にも、番組では小林のさまざまな姿が放送された。

たとえば、長男・堀越勸玄くんのお目見えに同行した際の映像。彼女は愛する息子を舞台裏から励まし続けた。まだ当時はその美しい髪は失われていなかったが、すでに癌に冒されて1年の頃だった。

いくらそれが梨園の妻の仕事とはいえ、なんと気丈なことだろう……。強い母の愛に、感動の声が寄せられている。


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■悔やまれる「半年」の遅れ

2014年2月に海老蔵とともに人間ドックを受けた小林。すると、左乳房に腫瘤が見つかり、精密検査へと至った。

しかし、マンモグラフィー検査を受けても「癌を疑うようなものではない」とされ、組織を採取する検診も受けず。医師からは「心配ない。念のため半年後にまた検査しましょう」と告げられたそうだ。

そして、2014年10月のある日、心臓が音を立てた。おもちゃの音や息子の声も遠のいたため、病院で組織をとる検査を行う。

結果は乳癌。「ごめんね病気になっちゃった妻で」と、小林はブログにその想いを記したのだった。


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■「堂々といられるようになった」会見

一方、海老蔵も会見のことを回顧。1年8ヶ月もの間、親しい役者仲間にすら病気のことは明かさず、秘密にしていたそう。

だからこそ、スポーツ誌によって報道された後は、「逆に堂々といっれるようになった」と述懐した。

しかし、公表以降、彼が行く先には常に報道陣が詰めかけた。「なるべく静かに見守ってほしい」と記者会見では話したが、それは叶わなかった。

番組でも長野県の志賀高原にまで報道陣がついて来るシーンが放送されていた。しかし、海老蔵は報道陣の問いに辛抱強く答え続けた。


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■夏まで持つとは思えなかった

もともと、小林の病状はかなり深刻なものだったらしい。海老蔵は以下のように語った。

「とにかく、絶対に治らないレベルの病気だったですね。言っちゃえば、はやかったら今年(2016年)のたぶん3、4、5月でダメだった。


でもなんとか、綱渡りみたいに、綱もないようなところを渡ってきて、まさか手術できるとも思わなかった。


(中略)


今だから言えるけど、今年の夏は絶対に無理だった」


「奇跡はまだ先にあると信じています」とブログに力強く綴っている小林。綱渡りで渡ってきて新年を迎えることができた彼女なら、きっとこの先、奇跡の回復を遂げてくれるはずだ。

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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤 参照:小林麻央公式ブログ

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