バレンタインの狂気?一平ちゃんとペヤング「チョコ味焼きそば」食べ比べ
2月14日のバレンタインデーに向けて、動いてはいけないメーカーが2社、新商品を作ってしまった。
それは、「チョコ味の焼きそば」。想像するだけで嫌な予感しかしないのだが…しらべぇ編集部ではこの2つを食べ比べてみた。
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■チョコレートを意識したパッケージ
チョコ味の焼きそばを販売したのはこの2社だ。
①ショートケーキ味で話題の「一平ちゃん」明星食品
②パクチー味が人気の「ペヤング」まるか食品
どちらも、チョコレートを意識したパッケージになっている。パッケージだけで言えば、ペヤングのほうが可愛らしくて受けそうだ。
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■原材料は?
一平ちゃん、ペヤングともに原材料欄には「チョコレート」の文字が。
大きな違いはソースの味。原材料欄でもわかるが、一平ちゃんは焼きそばソース同様にビーフエキスや醤油を使用しているが、ペヤングは一切なし。
実際に舐めてみても、ペヤングは純粋にチョコレートの味しかしないのだ。これが吉と出るのか、凶と出るのか…。
一平ちゃんはソースの他に、チョコソースと後のせのチョコ風味キューブが入っている。
開けた瞬間、この麺の色はぎょっとする。ココアパウダーが練りこまれているため、チョコレートの色をしているのだ。
一方のペヤングは、かやくのカラフルさを除けば普段通りの見た目。
それぞれソースを入れて混ぜていたところ、「ミロの匂いがする…」「なにこのチョコ臭」とちょっとしたテロに。
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■そのお味は…
実際に完成したのがこちら。
一平ちゃんは、チョコソースとキューブが「スイーツらしさ」を強調。
ペヤングは、一平ちゃんと比べると色が薄め。しかしかやくのカラフルさが可愛らしい。
どちらも味は…一口食べたら箸を置くレベル。脳が拒否するってこういうことか! とある意味感動できるはず。
記者的には、焼きそばらしさを完全に捨て去ったペヤングのほうが、より食べにくく感じた。
編集部内でも食べ比べてもらったが、
①一平ちゃん
「単純にまずい」
「なんか駄菓子っぽい…まずい」
「うわあ、うわあ…」
「チョコソースのところを選べば…まずいけど…」
「一口目もまずいし、もう一口食べてみるとよりまずい」
②ペヤング
「こっちのほうがチョコっぽいですね! まずい!」
「チョコクレープっぽいんだけど…まずい」
「ああ、これ、無理…」
「早く麺を切りたいのに、口が動かない」
「チョコ味のコーンフレークを極限までふやかした味に似てますね。似てるだけでまずいけど」
「おいしい」どころか、全員が「どっちもまずい」と評価。しまいには「何を思って作ったんだろう」と心の声が漏れる人まで。
万が一、バレンタインデーにこれをもらったら…それは義理チョコ以下だと思ったほうがいいかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)