「財布出さない系女子」に男子の本音は?比率を決めるカップルも
愛を語り合う者同士のロマンチックなムードが、一瞬、現実に引き戻される「食事デートでのお会計」という瞬間。
女性が席を外すあいだに支払いを終える「全額負担男子」もいれば、割り勘のケース、または「支払い交代制」を取り決めるカップルもいるだろう。
店側に代金を渡すその瞬間、「財布を出す素振りをしない女性」を、男性はどのように見ているのだろうか?
■年齢ごとに気にならなくなる?
全国20代〜60代男性682名を対象に、「食事デートの会計時、財布を出さない女性をどう思うか?」に関する調査を実施。
その結果、全体で47.1%の男性が「気にならない」という寛容な結果となった。年代別に比較すると「気にならない比率」は少しずつ上昇。
20代男性と60代男性を比べると、37ポイント以上の差が出た。
20代は「わずかに支払って欲しい層」が29.5%で、「気にならない」という回答と僅差で2位の結果に。
懸命に働いた稼ぎを、趣味や遊び「飲み会」など食事デート以外の交際費にあてたい若者も多いのだろう。
また、60代になると「女性との食事」=「配偶者との食事」という割合も増加するためか、「妻が財布を出さずとも、家計は一緒だし…」と考える男性が多いことも考えられる。
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■意外にも1000万円以上越えが…
年収別にみると、300万円未満の人に比べて1000万円以上の人のほうが、約23ポイント高く「わずかに支払って欲しい」と思っていると回答。
女性側から支払ったことへの感謝の言葉をかけられることもなく、「おごってくれるのが当然」という苦い状況を経験した人も多いのだろうか。
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■7:3の割合で取り決め
編集部では、「パートナーと収入格差がある」という女性に話をきいた。
「彼は起業しており、年収は1000万円を越え。一方で私は、零細企業勤務で年収300万円以下です。デートのときは地味な和食屋さんが多いですが、お会計のとき財布を出そうか悩みます…。
それで会計時にさりげなく半額ほど渡すようにしたら、彼が嬉しそうなんです。理由を聞いたら、『今までお金目当ての女性が多かった。だから、少しでも女性が支払う誠意をみせてくれると嬉しい』と言うんです。
彼の気持ちがよく理解できたので、今後は支払う割合を、7:3(彼:私)にしました。思い切って話あって本当によかった…」(29歳 会社員)
異性との支払い問題に対する価値観は人それぞれ。しかし、お互いにとって負担が多きすぎないように、ダイレクトに相談してみるのも良いだろう。
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男性682名