「子供の茶髪」はおしゃれ？虐待？元ヤンとコミケ好きは…

日本をはじめアジア圏では、髪の毛の色は「黒」が一般的だが、女性はもちろん男性でも、さまざまなヘアカラーを楽しむ人がいる。

ただし、それは大人になってからの話で、中学校や高校では、校則で髪染めが禁止されている学校も少なくない。

さらに最近では、小学生やもっと小さな子供が「茶髪」や「金髪」に近い色に染められているケースも時おり見られる。

こうした子供や親たちに対して、世間はどのように感じているのだろうか？　しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,365名を対象に調査を実施した。

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■「おしゃれだと思う」は1割以下

「幼稚園以下の子供が髪を染めるのはおしゃれだ」と答えたのは、全体の8.5％。

また年代別に見ると、子育て世代の40代以下とジジババ世代に近づく50代以上で、大きな差が開いている。

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■やっぱり元ヤンは髪染め好き？

属性別に見ると、若い頃にヤンキーだった経験がある人は「幼稚園児以下の髪染めがおしゃれ」と思う割合が5割に迫る。

自分たちが若かりし頃、金髪や茶髪にしておしゃれを楽しんだ思い出から、髪を染めることに肯定的な姿勢が伺える。

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■コミケ経験者も前向き

また、元ヤンとはかなり属性が異なりそうな「コミックマーケットに行ったことがある人」も、幼児の髪染めに前向きだ。

元ヤンほどではないが、4割近くが「おしゃれだ」と回答した。

年端の行かない子供の場合、子供の意思というよりは「親の趣味」であるケースも考えられる。

全体では9割以上がおしゃれとは思わない幼児の髪染めは、良くない印象につながり、子供が望まないなら「虐待」に近い場合もありうる。

こうしたデータも子育ての際、ひとつの参考にしてほしい。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年12月16日～2016年12月19日
対象：全国20代～60代の男女1,365名 （有効回答数)