電車や飛行機で背もたれを倒すときひと声かける?もっとも無言な世代は…
新幹線や飛行機などに設置されているリクライニングシート。長距離を移動する際には、体に負担をかけないため必須の機能だ。
腰痛などの持病がある人には、とくに欠かせないだろう。しかし、後ろに人が座っている際には、トラブルの原因になることも少なくない。
航空会社や鉄道会社は、「背もたれを倒す際には後ろの方にご配慮の上、ご使用ください」などとアナウンスをしているが、実際にひと声かける人はどれくらいの割合なのだろうか?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,365名を対象に調査を実施した。
■声をかける人は半数に満たない
「倒す際にはひと声かける」と答えたのは、男性で40.9%、女性では45.6%。どちらも半数に満たないが、女性のほうがやや気をつかう傾向が強いようだ。
男女・年代別で見てみると…
5、60代女性は、もっとも声がけする割合が高い。一方で、20代のみ男女比が逆転し、20代女性は3割以下しか声がけしないことが判明した。
声がけはルールではなく、アナウンスで求められているのもあくまで「配慮」であり、若い女性にとっては「見知らぬ人に話しかけて怒鳴られたりしたら怖い」という気持ちがあるのかもしれない。
また、前の席の人が声をかけずにシートを倒してきたたとしても、「6割の人が声をかけない」という事実は認識しておいたほうがいいだろう。
・合わせて読みたい→ケンカになる場合も 「背もたれ倒しすぎ」と怒っている世代は…
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)