実写『ジョジョ』ビジュアル解禁のたび落胆のファンが『銀魂』に嫉妬

同時期に実写化発表、公開時期も近いなど比較対象になりやすく、『ジョジョ』ファンからは嫉妬の声があがる事態に…

2017/02/12 16:30


8月4日公開の実写映画ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』から、新たなキャラクタービジュアルが解禁され、ファンは落胆の声を上げている。

山﨑賢人(22)演じる主人公・東方仗助に「クオリティが低い」「愕然とした」など否定的な意見が多いことはしらべぇでも既報のとおり。

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(画像は「映画『ジョジョの奇妙な冒険』公式ツイッター」からのスクリーンショット)

解禁となったのは神木隆之介(23)演じる広瀬康一と、小松菜奈(20)が演じる山岸由花子だが、ここでも賛否が巻き起こっているのだ。


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■とくに批判が集中したのは…

小松には「ジョジョにいそうな美人」「かなりいい」と好意的な意見が目立つ。原作で性格のキツい美女として描かれる、由花子のイメージに近いようだ。

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(画像は「映画『ジョジョの奇妙な冒険』公式サイト」からのスクリーンショット)

しかし、神木には否定的な意見が多く寄せられた。

・神木くんなのに残念感否めなくて、これは神木くんの無駄遣いなのでは

・「絶対に実写を失敗させるジョジョ」VS「実写でも絶対にキャラ崩壊しない神木隆之介」ジョジョ勝ってしまいそう…

・神木くんは好きだけどこれは酷すぎるぞ


『るろうに剣心』『バクマン』など実写化作品で高い評価を受けてきた神木に期待値が高かっただけに、余計に不満が渦巻いている。

・ダイヤモンドってか石炭だなこれは…

・ダイヤモンドではないかもしれないが、クレイジーなのは間違いない

・実写ジョジョのクソコスプレ感まじやばい


すでに期待を失っているファンも少なくないようだ。


関連記事:シバター、伊勢谷容疑者の逮捕にショック 「ジョジョの実写版俺は見られないよ」

■実写『銀魂』に嫉妬

対して、7月14日に実写映画を公開する『銀魂』には肯定的な意見が多い。

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(画像は「映画『銀魂』公式ツイッター」からのスクリーンショット)

小栗旬(34)演じる坂田銀時や主要キャラ、物語の鍵を握る鬼兵隊のビジュアルが解禁されたが、いずれも高評価。

どちらも週刊少年ジャンプで連載、同時期に実写化発表、公開時期も近いなど比較対象になりやすく、『ジョジョ』ファンからは嫉妬の声があがる事態に。

原作のイメージや作風など大きく異なるだけに、本来ならビジュアルの出来だけで一概に否定も肯定もできないところのはず。

しかし、ここまで感想が両極端になっている背景には、昨今「実写映画につきもの」となっているキャスティングへのファンの不満に対して、両陣営の対策に差があるからではないか。

『ジョジョ』がとくに対策を講じていないのに対し、『銀魂』は演者や原作者・監督が「実写化に否定的なファン」も納得するようコメントを出している。


・原作者 空知英秋「実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、そういう覚悟もした上で泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々です」


・平賀源外役 ムロツヨシ「原作ファンの皆様、ご安心ください!源外役のムロは少ししか出ていません」


・来島また子役 菜々緒「原作はビジュアルが強烈なので、私にできるか不安だったのですが、難しい役だからこそ挑戦したいと思い精一杯演じました」


作る側がまずファンに向き合い、真摯に実写化に挑戦する姿勢を見せたことが、功を奏しているのではないだろうか。

多くのファンを持ち、ファンの思い入れが強い作品であればあるほど、実写化のハードルは高くなる。

そこを越えるのは難しいからこそ、事前に少しでも実写化への抵抗感を和らげる努力が、必要なのかもしれない。

最終的な結果は公開されるまでわからないが、現時点ではこの勝負『銀魂』に軍配があがっているようだ。

・あわせて読みたい→実写『銀魂』桂小太郎役・岡田将生が「美しすぎる」とファン絶賛

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

(取材・文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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