趣味や仕事の出会いのほうが…女子の4割近くが合コン否定派
「合コン」。
若者を中心に、複数の男女が食事などを共にして理解を深めるその席では、日々数々のドラマが生まれ、カップルが誕生していることだろう。
一方で、共通点を見いだせないまま会話をしたり、苦手なタイプの異性にも合わせなければシラケてしまう恐怖感から「合コンが好きではない」と考える人もいるはずだ。
出会いのきっかけの代名詞になっている「合コン」だが、否定的な感情を持つ人はどのくらいいるのだろうか?
■女性の4割近くが否定派
しらべぇ編集部では、全国20代〜60代男女1,400名を対象に「合コンに良い出会いはあると思うか?」についての調査を実施。 その結果、全体で33.3%の人が「NO」と回答する結果に。
男女別にみると、男性に比べて女性が7ポイント以上、否定派が多い。
これだけ「合コン文化」が発展していても、女性の4割近くが「合コン嫌悪」、もしくは「合コン疲れ」しているもよう。
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■元ヤンは気疲れ?
特徴別にみたところ
元ヤンのひとは、そうでない人に比べて26ポイントほど「NO合コン派」が多いようだ。
一般的に、ヤンキー業界は「縦社会」だといわれている。多くの年代や職業の人が、ざっくばらんに会話を楽しむ行為は合コンの醍醐味ではあるが、元ヤン族にとっては「気疲れ」する場所なのかも。
また、性体験をしたことのない人は、経験のある人に比べ約20ポイント、合コン否定派の多い結果に。
「合コン=お持ち帰り」といった性的な匂いに、恐怖を感じてしまう人もいるのだろう。
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■合コン以外の出会いとは?
そうはいっても出会いを求める男女にとって、「きっかけ」を見つけることは意外と大変。否定派の人々は、どういったところで「出会いの芽吹き」を見つけるのだろうか?
・「趣味」での出会い
「社会人のかたわら、表現方法として演劇を学んでおり、ワークショップに通っています。
そこではもちろん『学び』がメインですが、自己を解放しながら『本物の自分』に近い状態を早い段階にさらけ出すことで、見栄をはらずに異性と通じ合える気がします。
その後に飲みに行き「好きな映画」について語ると、自然と自分の好みに近い場合が多くて。見知らぬ人に気を遣ったり、お金をかけるより経済的」(29歳・女性)
・「職場」での出会い
「電気関係の会社に勤務しており、危険な建設現場や、気性の激しい職人さんを相手にすることもあります。
そんな中、社内の男女でバディを組むと、協力してその場にいる人へ交渉をしたり、頭を働かせたりすることも多くて。
吊橋効果じゃないですけれど、大変なことを乗り越えるうちに信頼感が増して、プライベートでも良きパートナーになります。 そういう共通点がないと、絶対ムリ」(34歳・女性)
一方で、「合コンには良い出会いがある」と感じる人の意見も。
「芸能事務所の関係者です。きらびやかで外見の美しい女性は沢山いるけれど、裏では性格がキツい人も多くて。
華やかだけど『異性として見られない女性』が周囲にいる中、一般企業勤務の女性と合コンで出会えたことで気持ちが和み、結婚しました。
忙しくて趣味も作れず出会いがない中で、合コンから『自分が落ち着ける相手』を見いだせて、良いきっかけになりました」(45歳・男性)
出会いの機会そのものよりも、「会話の中身」や「相手と自分の共通点」に重きをおく人もいる。さまざまな価値観の中で、「心地よい出会い」のタイミングや方法は、人それぞれといえそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年12月16日~2016年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1400名