【衝撃】20年前とこんなに違う!車の衝突試験の比較映像
新たな車を生み出す上で欠かせないものは、最新の技術、斬新なデザイン、そしてなんといっても更なる安全性だろう。
車の安全性を計測する衝突安全性能試験を20年前の車と現在の車で比較してみたところ、やっぱりというか驚きの結果に…。
■新旧2台の車で試験
今回行われた衝突安全性能試験は、運転席と助手席、さらに後部座席のチャイルドシートにダミー人形を乗せ、車を障壁に正面衝突させるというもの。
この試験を1997年製の「ローバー・100(ローバー・メトロシリーズ)」と、2017年製の「ホンダ ジャズ」の2台で行い、被害の大きさを比較してみると結果は一目瞭然。
複数のエアバッグでガッチリと保護されているホンダ ジャズに対して、ローバー・100の方は車体が激しく損傷し、乗っているダミー人形へのダメージも計り知れない。
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■映像を見た人々の反応
「もう古い車は買わない」
「この比較はあんまりフェアとは言えない。1997年製の車にはホンダ車を使うべきだろう」
「97年生のホンダ シビックと比較すればいいのに」
「しかもこの2台は重量が200kgも違うんだし、間違いなくホンダ車の方が太いフレームを使っているでしょ」
「ローバー・100はNCAPが最初にテストした車だから、20年の間での比較という意味ではこれでいいんだよ」
「ホンダのジャズがあんなに速く走るわけないよ!」
「ローバーの車体のひしゃげ方がすごい」
「これって中古車を買う時に見過ごされがちなものの一つだよね。古い車を買って手をかけるのはいいけど、安全面では現行の車種に劣ってたりするからな」
「マネキンの形がえらいことになっとる」
「ローバー・メトロはこの1980年に作られたシリーズだから本当は37歳」
「あのダミー人形の様子だと上手く行けば生き残れるかもな…」
「技術の進歩ってすごい」
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■比較対象に疑問、でも…
ちなみにこの映像はヨーロッパで実施されている自動車安全テスト「ユーロNCAP」20周年を記念して作られたもの。
20年の間に車の安全性がどれだけ向上したかを伝えるのが目的のようだが、最新モデルの車と比較するにはローバー・100はいささか古すぎるというコメントも多く見られた。
とはいえ、この映像を見た後にどちらか選べと言われたら、やはり安全な方に乗りたいというのが正直なところだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)