既婚者に多いトイレ読書「家族が外で待ってない?」心配になるレベル
しらべぇでは、以前「本屋にいるときに便意をもよおしたことがある」人がおよそ半数いることを紹介した。『青木まりこ現象』とも呼ばれ、トイレに行きたくなるから本屋に行けない人もいるほど。
逆に、トイレで本を読むことを習慣にしている人は、どれくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部では全国20~60代の男女1,400名を対象に「自宅のトイレで本を読んでいる」か、調査を実施した。
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■トイレ読書をする人の割合は?
全体の13.2%が本をトイレで読んでいると回答。本屋でトイレに行きたくなる人と比較すると、かなり少ない。
男女別では男性が14.8%で、女性の11.6%を3ポイントほど上回る。とくに50代以上で差が大きく、倍近くなっている。
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■トイレで本を読む人の特徴
また、トイレで本を読む人の特徴を調査すると、「スマホゲームに課金したことがある」人や「定額制動画配信サービスを使っている」人の場合は、トイレ読書率が4割程度で、特に割合が高くなっている。
自宅のトイレではスマホだけではなく、読書も暇つぶしのバリエーションに加えているのだろうか。
また、トイレで本を読む人には、ひとり暮らしが多いと予想していた。トイレを長時間独り占めすることが、家族であっても共同生活では難しいと考えていたからである。
しかし、既婚者のトイレ読書率が未婚者より高いと判明。トイレで読みたい人は、家族の数に関係なく持ち込んでいるようだ。
パートナーや家族と住んでいる家で一人になれる場所「トイレ」。しかし「待っている人」の存在を決して忘れてはいけない。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)