気まずい!食事デートで「箸の持ち方」気にする女子が約4割
「箸」を使った食事文化。幼少期に、持ち方を厳しくしつけられた人もいれば、独特の箸使いを大人になっても続ける人もいるだろう。
ことさらシチュエーションが「食事デート」の場合、相手の箸マナーを気にする人はどれくらいいるのだろうか?
■女性4割「しっかり持って」
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,400名を対象に「異性と食事に行く際に、相手の箸の持ち方を気にするか?」調査を実施。
その結果、全体の約3割にあたる28.9%の人が「気にする」と回答。性別でみると、女性のほうが男性に比べ約13ポイント上回り「箸マナーを意識する」という結果に。
35.6%の女性が「箸」の扱いひとつで、男性の「品定め」をしているようだ。
すべての女性にあてはまるわけではないだろうが、「女子会」などで相手の男性の人となりを説明する際、「お箸の持ち方がね…」など気にかける条件のひとつなのかも。
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■元ヤン「しっかり持てや(怒)」
特徴別にみると興味深い結果が。
元ヤンは、そうでない人に比べ約37ポイント上回り「相手の箸の扱いを気にする」という結果に。
一般的に、ヤンキーは「食事マナー」といった所作と無縁に感じるが「正しい文化をきちんと理解したい」といった思いが根底にはあるのだろうか。
また、ヤンキー現役時代にはぞんざいだったとしても、厳しい縦社会を離脱したあと必死でマナーを体得したため、相手にも「正しさ」を求めるのか。
もしくは元々、上下関係の中で、マナーはきっちりしているのかも。
外国人と恋愛経験のある人も、そうでない人に比べて約29ポイント相手の箸の扱いを気にする結果に。
アジア圏をのぞいた文化の人と交際していたとすれば、当然相手は箸の扱いに不慣れなこともあるだろう。
そうした条件をさしおいても「箸使いが上手」な恋人であれば、きちんと自分の国の文化を理解してくれている――と思うのだろうか。
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■タレントの例や、親からの厳しい一言も…
編集部では、「箸の持ち方」にまつわる、さまざまなエピソードをもつ人に話を聞いた。
「タレントをしています。デビュー当時に先輩タレントと楽屋でお弁当を食べていたら『君は、箸の扱いがなってないね』と注意されました。
当時、自分は高校生だったので『そんな些細なことで…』と怒りがわきましたが、その後グルメ番組で食事姿を撮られることが増え『先輩の言ったとおりだった…』と落ち込みました」(29歳・女性)
「父親に交際相手を紹介し、一緒に食事したときのこと。 その場では父はなにも言わず、相手との会話を楽しんでいましたが、帰宅後『あの男はやめとけ』と。
理由を聞いたら『箸の持ち方ふくめ、食べ方が汚い。ダメだ』と。
とくに気にせず交際を続けましたが、結局、その言葉がどこか頭の片隅にあり長続きしませんでした。
父は、彼のそうした『意識の低さ』が気になっていたのかもしれません」(45歳・女性)
「たかが箸」と考える人もいるだろう。だが、一方で「箸の持ち方に対する意識」が、すべての気遣いに通ずると考える人もいるようだ。
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方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1400名