コンビニバイト募集の張り紙「ノルマ・罰金なし」に嘆きの声殺到
先月、アルバイト女子高生の病欠に対し、ペナルティとして罰金を課したコンビニが話題になった。
また、しらべぇでも報じたとおり、「インフルエンザはバイトがないときに引くこと」と言い、高熱を出した学生バイトに出勤させる店も出現。バイトの管理体制に疑問の目が向けられている。
そんな中、ある店舗でこんな張り紙があり、またも話題になっている。
■紙には「従業員募集中 ノルマ・罰金無し」
これは。。。。 pic.twitter.com/tAAlPCBd7N
— はとり@ (@hatori810) 2017年2月19日
新オープンを迎えたばかりの店舗に貼られているこの張り紙。「従業員募集中 ノルマ・罰金無し」との文言が書かれている。
街行く人は思わず、足を止めてしまいそう。そして、そのようなつもりはなかったのかもしれないが、どこか自虐的にも思える。
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■1枚の張り紙に対し、さまざまな指摘が…
この張り紙に対し、ネット上ではさまざまな声が挙げられた。
・バイトだったらないのは当たり前なんですけどね
・当たり前のこと書かれても…って感じ。福利厚生じゃないもんね
・当たり前でしょ(笑)
・店長さんも大変なんだろうけど、イヤな時代になったなあ…
また、この張り紙を見て、「他の店舗では普通にあることなのか?」と疑心暗鬼に陥ってしまう人も……。
・他の店舗はあるってこと?…
・あるのが普通なんだ
しかしながら一方で、「書いてくれたほうが安心」「親切な店長さんだと思う」などとポジティブに捉える人も見られた。
コンビニはその多くが本部から個人経営者に運営を任す「フランチャイズ」であるため、店舗の方針はオーナーによって大きく左右される。そのような事情にも詳しい分、以前の問題を踏まえ思い切った文言で募集をしたのかもしれない。
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■フランチャイズの場合、オーナー(店長)はとにかく激務
以前、しらべぇ」編集部では、そんなコンビニバイト経験者の人たちに「コンビニバイトの裏話」や「バイトを経験したから知っていること」をネット調査した。すると、こんな声が。
・オーナーは開業以来10年以上1日も休んだことがない。命を削る商売だと思った
・オーナーは24時間を超えて、寝ないで連続で働くことが結構あった
・店長は両親の葬儀に行けなかった
24時間営業だからこそ、人材不足になりやすいコンビニという仕事。オーナーがいかに大変な仕事なのかがよくわかる。
最近問題が起こったこともありアルバイトの形態に注目が集まっているが、それ以前に管理者の働き方にも目を向ける必要があるようだ。
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