好きな仕事につけた人は3割弱 経営者を抜いて多かったのは
子供のころからの憧れの職業や、なりたい職業のひとつやふたつはあっただろう。実際に、希望した職業につけた人はどのぐらいいるのだろうか?
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■好きを仕事にした人は
しらべぇ編集部で、全国の20~60代の男女1,400人に「好きな仕事につくことができたか」どうか調査してみた。
すると、全体では27.7%の人が好きな仕事につくことができたと回答しており、その割合は思いのほか高い印象ではないだろうか。
では、好きな職業につけた人はどんな立場で働いているのか?
最も高い割合だったのは「自由業」。収入の面では不安定なこともあるかもしれないが、組織に縛られることなく自分のスタイルで働くことができる。
さまざまな職種で個人事業主として働く人が増えているが、一般的にはクリエイティブな仕事にフリーランスの人が多く、「好きなこと」を仕事にした人が多いというのも納得の結果。
その次に、高い割合なのは「経営者」「公務員」。
公務員試験の合格や、難しい状況を乗り切る経営判断力など、ハードルの高いポジションなだけに「自らの意志で選んだ」仕事なのだろう。
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■好きな仕事の満足度は…
とはいえ、好きな仕事につくことができたとしても、「現実はイメージと違った」なんてことも。
そこで「好きな仕事につけた人」が、今の仕事に満足しているか聞いてみたところ…。
満足している人は63.7%。
今の仕事の満足度は、収入や人間関係などの要素も強く、比較的高い割合ではあるものの「好きな仕事」だからといって、必ずしも「満足している」とは限らないもよう。
それにしても「好きな仕事につけて、満足している」というのは、かなりうらやましい状況といえそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~40代の男女1400名(有効回答数)