幻のふぐ天蕎麦?鰹節?静岡県浜松駅の立ち喰い蕎麦事情
立ち喰い蕎麦大好き芸人三拍子・高倉です。今回は静岡県浜松の立ち喰い蕎麦を紹介しよう。
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◼︎浜松名物とのコラボ蕎麦?
新幹線改札内に立ち喰い蕎麦屋『自笑亭』発見。新幹線側と在来線側と二つの入口がある。
浜松名物といえば一番に浮かぶのは「うなぎ」。そして宇都宮と消費量一位を争っている「餃子」。どちらかとコラボした蕎麦がある事を祈りながら店頭の看板を見る。
どっちも無かった。
しかし他の立ち喰い蕎麦屋では見た事のないメニューが。
ふぐ天そば!? 浜松でふぐ? わざわざ立ち喰い蕎麦のメニューにするという事は多分名産なのであろう。そう思って調べてみると「浜松市にある遠州灘は天然ふぐの玄関と言われるくらいの場所」。
おぉ! このふぐ天が天然かどうかはわからないが、とにかくここのふぐ天そばが食べたい。しかし1日限定5食。一か八か券売機へ。
無かった。
悔しいが行ったのが14時。というか限定5食は少なすぎる。開店と同時になくなるんじゃないか。8時開店なので東京の人が食べられる確率はかなり少ない。幻のふぐ天そば、いつか食べると心に誓う。
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◼︎カツオ香る花咲くかけそば
気を取り直してランチタイム限定のかけそばミニカレー付き520円のチケットを購入し提出。待つこと約1分、かけそばとミニカレーのセット登場。
ネギは刻みネギ万能ネギ、鰹節がトッピングされ中央には花の形のかまぼこが色鮮やかに浮いている。
かけそばにしては華やかで得した気分。
麺は茹で麺でもっちり柔らかめ。しかし鰹節のおかげで更に出汁がでたつゆがこの麺と最高にマッチしていて旨さを引き立てる。ズルズルと箸が進む。
カレーもコク深く美味しい。卓上一味を入れて自分好みの辛さに。旨さ増した。
鰹節が溶けたつゆはカレーにも合いついつい最後まで飲んでしまった。そばらしい(素晴らしい)。かけそばの鰹節トッピング、ありだな。
ふぐ天そばは食べられなくて残念だったが大満足のランチタイム。
幻のふぐ天そばとカツオ香る花のかけそばがある浜松駅の立ち喰い蕎麦屋「自笑亭」、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
【住所】
静岡県浜松市中区砂山町6-2JR浜松駅
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(取材・文/三拍子・高倉)