スマホゲームで月10万使う童貞に「恋愛」について聞いてみた

2017/02/27 11:00

日本男児はいつのまにか、草食化から絶食化とも言われ、恋愛に興味を失くしつつある若者が増えている。本来、そこで消費されるべき若者たちの情熱はどこにいってしまったのだろうか。

(takasuu/iStock/Thinkstock)
(takasuu/iStock/Thinkstock)

しらべぇ編集部が全国の20~60代男性678名に、恋愛について調査を実施したところ、恋愛とお金に関するデータで、絶食男子の傾向が判明した。



 

■恋愛よりも趣味にお金をかけたいと思う若者は半数を超える

「今まで恋愛経験がない」と回答した男性157名のなかで、「恋愛よりも趣味にお金をかけたいと思う」と回答した割合は72.6%。絶食男子の頑固さが結果に表れてしまった。

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■月10万円課金童貞の本音

実際、趣味にがっつりお金をかけている若者は、どんな想いを胸のうちに秘めているのか。しらべぇ取材班はソーシャルゲームに毎月10万円課金する20代童貞男性に話を聞いた。

20代童貞男性:三次元の女性に興味はあります。ただ、ぼくは痛い目に遭いすぎたんです。好きだった女性に「親の借金で苦しい」と頼られて、お金を貢いだら、そのお金でその子は彼氏と旅行に行きました。


すべての女性がそうではないことはわかっているのですが、やはり、信じる勇気が生まれません。心が折れてます。


ソシャゲって、いつ消えるかわからないデータだとバカにされることはあります。でも、ぼくは思い出や体験にお金を払っているんです。恋人とのデート代となにがちがうのでしょうか。


ゲームサービスが終了される日まで、ずっとそばにいてくれます。二次元の存在はけっして裏切りません。終わることはあっても、裏切ることはないんです。人の命も終わりはあります。裏切らない分、ぼくは二次元がよいと感じます。


あと、ぼくは筋トレも好きなんです。筋トレをやった分だけ結果が出ます。裏切りません。


三次元の恋人って、リターンに対するコストも、そもそものリスクも高すぎるように感じます。人生を楽しむだけなら、趣味とうまく付き合うほうが賢い生き方ではないのでしょうか。


ゲームや二次元の世界など、どんどん発展をとげるエンタメ産業。楽しいことは増えていく一方である。

趣味を通じた出会いで恋愛が生まれることもあるのだろうが、恋愛の持つリスクに二の足を踏む人も増えている。ますます絶食化は進んでしまいそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国の20~60代男性678名(有効回答数)

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