【おんな城主直虎】ついに激闘の桶狭間に突入 織田信長役は市川海老蔵に

2017/03/05 10:00


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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

大河ドラマ『おんな城主直虎』は、いよいよ桶狭間合戦。

日本人の誰しもが知っているこの戦いは、それまでの中部地方の勢力図を打ち破り織田信長が台頭するきっかけを作った。戦国時代とは足利幕府の統制から離脱した守護大名同士の争いだったが、桶狭間のあとから守護大名を凌駕するような新興勢力が威力を発揮するようになるのだ。

今年の大河ドラマでは、この桶狭間合戦を今川の視点から描写している。



■海老蔵の出陣

そんな中、このようなニュースが飛び込んできた。

NHKが織田信長の役をついに発表したのだ。歌舞伎役者の市川海老蔵が史上名高い第六天魔王を務めるという。

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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

海老蔵は、まさに今大きな話題をもたらしている人物。妻の小林麻央の病状とともに、その動向がいつも注目されている。NHKが信長役を公表した直後、Twitterでも様々な反応が飛び交った。

https://twitter.com/harnishiog/status/836797944200376320

これは言い換えれば「歌舞伎役者VS落語家」という、今までになかった構図の桶狭間でもある。「もしかしたら昇太が勝ってしまうんじゃ?」とも言われているが、その結果はドラマ本編を見ていただきたい。


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■織田軍は弱くなかった?

ところで最近、桶狭間合戦についてこんな見方がある。

織田信長の軍勢は決して「弱小」ではなかった、というもの。

今までの桶狭間合戦の見方といえば、「弱く少ない信長の軍勢が強大な今川に奇跡的な勝利を収める」構図だ。ところが当時の今川義元が支配していた国々は、いずれも山が多い。現在の静岡市も、その行政区画の中に南アルプスを含んでいる。

だから今川領で収穫できる米の量は意外に少なく、一方で平野に恵まれた織田領は現代人が思っている以上に豊かだったのだ。それをトータルすれば、織田と今川は同等の実力だという話もある。


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■日本史の中の桶狭間

その中で井伊氏は、今川の先鋒として戦った。

地理上の関係で、井伊氏や松平氏はどうしても西進作戦の先陣を切ることになる。直虎の父の直盛は、桶狭間で命を落とした。

つまり、井伊氏にとっても桶狭間合戦はターニングポイントだったのだ。ここで直盛が死ななければ、歴史は大きく変わっていたはず。

この戦いが日本史にどのような影響をもたらしたのか、ドラマでじっくりと観察してみよう。

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取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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