こんなに違う?外国人ママが呆れる「日本での子育てのしづらさ」

2017/03/07 09:00

(NataliaDeriabina/iStock/Thinkstock)
(NataliaDeriabina/iStock/Thinkstock)

世界が変われば、子育てに関する文化も変わるものだ。先進国の中でも、「日本は子育てしづらい国」と言われることが多い。

そこでしらべぇ取材班は、アメリカで息子を、日本で娘を産み、両方の国で育児経験を持つ外国人ママに「子育ての違い」について聞いてみた。



 

①日本は電車内で子供が泣くと、冷たい目でジロジロ見られる

「印象的だったのは、電車での子供の泣き声ですね。米国では、車内で子供が泣いても誰も見向きもしないですが、日本では迷惑そうにジロジロ…。


日本の母親たちが『子供を連れて電車に乗るのが怖い』と言うのが、最初は理解できませんでしたが、自分が冷たい目で見られてわかりました。


ただ個人的に思ったのが、米国は電車内で静かにするという文化がそこまでなく。携帯でも喋るし、若い子たちが車内で踊っていることもたまにあります。


でも逆に、日本は車内は静かにするものという意識があるから、子供の泣き声も許せない。日本人のマナーの良すぎるところが、難点になっている気がします」


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②日本は子供と四六時中一緒にいないといけないため、子育てがつらいものになる

「米国では、12歳以下の子供をひとりにしてはいけない法律があるんです。スーパーに買い物に行くわずかな時間でも、家にひとりにするのはダメ。


だから『ナニー』と呼ばれる子守を雇うのが当たり前。近所の高校生の場合もあれば、プロの場合もありますが、どちらにしても安価で気軽に頼めます。


そのためママだけの時間が豊富にあるんですよ。ひとりで買い物にいけるし、夫とも出かけられるし、子育てをしていて息抜きで困ることがない。


でも日本にはそういう文化もサービスもほぼないし、あっても高価。必然的に子供と四六時中一緒にいないといけないので、育児ノイローゼになりました」


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③日本はママ友文化があり、付き合いが面倒くさくて疲れる

「日本って面倒くさい…と思ったのが、ママ友文化ですね。米国では、ママ同士のつながりはほとんどない。会って挨拶する程度がほとんどだし、


それこそ子供が同じクラスのママでも、顔をあわせても挨拶すらしない人だっています。それで、恨んだり、イジメよう、と思うことなんてありえない。


でも日本では、息子の幼稚園のママ友たちにお茶に誘われて断ったら、ヨソヨソしくなり、以後はもうその集団から無視されるように。


ママ同士でベッタリとつるんでいるのを見ると、いい年した大人とは思えないし、米国のようなあっさりした関係のほうが私はラクですね」


日本の子育てはいいところもある反面で、大変なところもあるようだ。これらの問題が解決されたら、日本のママたちはもっとハッピーになれるかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

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