子供の行く末が心配!元保育士が語る「とんでもない親」3選
保育士は、さまざまな子供や親と出会う。素晴らしい親もいる一方で、不安になるような親もいるらしい。
しらべぇ取材班は、元保育士の女性(20代)に「これまでに遭遇したとんでもない親」を調査してみた。
①子供の髪を染めたり、ピアスの穴を開けたりする
「まだ三歳の子だったんですが、髪の毛は金髪で、耳にピアスの穴が四つも開いている女の子がいました。両親ともに、いわゆるギャル&ギャル男で。
園長先生が何度か『まだ子供なので…』やんわりと注意したんですが、『私たちの子供なんだから、あんたらには関係ないだろう』と、逆ギレ…。
こんな風に子供は自分たちの所有物なんだから、好き勝手していい…と思っている親な時点でアウトですよね。将来に影響がないことを願いたいです」
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②子供の歯が虫歯で溶けてなくなっても気にしない
「兄妹で、うちの保育園に通っていたんですが。ふたりとも歯が虫歯で溶けていてないんですよ…。親に歯医者に行くように指導しても無視のようで。
保育園に歯科検診にきてくれた歯科医師からも『歯の状態が悪すぎる子は、親が育児放棄していたり、虐待していたりする可能性が高いから。
改善されない場合は、児童相談所に連絡を』という忠告されるくらいのひどさで。一見すると普通のお母さんだったのに、わからないものですね…」
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③被害妄想的になった母親が、他人の子供を連れ去ろうとする
「『保育園が爆破される夢を見た。正夢になるかもしれないから、警察に連絡しましょう』と言ってくるなど、突然、被害妄想的になったお母さんがいて。
こういったことが続いた時に、勝手に保育園の他人の子供を『命が狙われている』と、連れ帰ろうとするなど…恐怖を感じる行動までするようにもなり。
入園当初は、ほんとうにマトモだったので『どうしたんだろう?』と思っていたら、数ヶ月後に統合失調症で、精神科に入院したと報告が入りました。
気づけなかった私たちはまだまだだな…と反省。親のこともしっかり見ないとダメですね。子供たちに何も危害がなかったことだけが救いでした…」
保育士は、子供だけでなく、親がきちんとした行動をしているか見なくてはならようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)