雪の塊に電車が突っ込むスローモーション映像
3月にアメリカ北東部を襲ったブリザード・通称『ステラ』の影響で、50㎝近い積雪があったニューヨーク州ラインクリフ。
除雪されていない線路に電車が高速で突っ込む瞬間を捉えた映像が、公開から3日で800万回以上再生され話題になっているようだ。
■新雪の塊に突っ込む電車
線路上にフワフワの新雪が高く積もったラインクリフの駅。電車を待つ人々は皆一様にスマホを構え、電車がパウダースノーを盛大に巻き上げる瞬間を心待ちにしているようだ。
しかし、いざ電車がホームに到着すると、予想よりもスピードが速かったのか、はたまた積雪量が多かったのか、舞い上がる雪の勢いが尋常ではない。
ちょっとした日常のプチイベントを楽しむつもりだった人々は、激しく飛び散った雪を頭からかぶることになってしまった。
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■映像を見た人々の反応
「危ないけどちょっと楽しそう」
「いやでも、これって予想できたよね」
「ホームで身動き一つしない人たちはアホなの?線路に残った雪の量を見れば危ないってわかるだろ」
「テクノロジーは進歩したけど、人間の勘は衰える一方だね…」
「実際の出来事は2秒くらい?そりゃ反応できんわな」
「雪をなめすぎてる」
「多分この後どうなるかはわかってたけど、撮影に夢中だったんだろうねw」
「スローモーションにしたのはグッジョブ」
「多少逃げてようと結果は同じ。この勢いだとみんな雪まみれでしょ」
「雪崩に巻き込まれたらこんな感じなのかな?」
「どうなるか知ってて、雪をかぶりたかったんだと思う」
「っていうかこれだけ積もってても除雪しないのに驚き」
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■迫力の映像が撮りたかった?
分厚く積もった雪をかき分けて進む電車の姿はまるで砕氷船。カッコいいから思わず撮りたくなる気持ちもわかるけれど、この勢いでは怪我をしてもおかしくはない。
とはいえ、この臨場感ある映像を撮るためにあえて雪をかぶったのだと思うと、勇敢というか、無謀というか…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・びやじま)