食べ残しの冷凍保存や無給労働も発覚 劣悪すぎるこども園に怒りの声
兵庫県姫路市の私立認定こども園が、同市の許可なく保護者と直接契約を結んで定員以上の園児を受け入れていた問題。
そのほかにも、保育士が遅刻や欠勤をした場合に罰金や7日間のボランティア勤務を命じていたことが21日にわかった。市は、労働基準法違反の疑いもあるとみているという。
■劣悪すぎる実状が明らかに
保育士が欠勤や遅刻をした場合には、給与から1万円減額するものや、保育士の休日が園の定める日数より多くなってしまった場合には給与カットという契約があったという。
また、無断欠勤の場合には7日間のボランティア勤務、保護者を待たせてしまった場合には10日間のボランティア勤務に保護者宅へ謝罪という契約もあったとのこと。
また、劣悪ともいえるな園の環境も話題に。定員46名のはずの園には70名の園児がいたという。暖房などは使用されておらず、適温といわれる20度を大きく下回る14度という室温だった。
くわえて食事も46人分を70人で分け合っていたため、ひとりあたりの文量は少なく、1、2歳児にはご飯のほかはスプーン一杯分程度の食事しか与えられていなかったとのこと。
また、食べ残しは冷凍保存して再利用していたことも判明した。
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■「収容所のようだ…」との意見も
この報道を受け、ネット民からは怒りの声が。
・育ち盛りの子供がこんな劣悪な環境で過ごしていたと思うと腹が立つ。保育士もかわいそうじゃん。なんでこんなとこで働いてるの
・こんな場所で働かざるをえない保育士もそうだし、子供たちも被害者だ。控えめに言って「収容所」としか思えない
・こんな運営をしていて行政にバレないとでも思ってたのかな? この園長の気が知れない
・子供を食い物にしているのが許せない。保育士もかわいそうだが、子供たちを見てなにも思わなかったのかな。全員が酷すぎる。
在籍する保育士たちの労働環境や、子供たちの生活環境まで多岐にわたって「ひどすぎる実状」が発覚した今回の一件。一刻も早い改善を望みたい。
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