忘れたら仕事にならない…携帯電話を忘れたら家に帰る人

2017/03/22 06:30


(twister025/iStock/Thinkstock)
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多くの人の日常に、欠くことができない存在になっている携帯電話。

電話機としてだけでなく、メールやSNSをはじめとしたインターネット利用、カメラ、ゲーム端末など、その用途は多岐にわたる。

しかし、時には置き忘れて家を出てしまい、慌てることも。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の携帯電話を持っている男女1,155名を対象に「携帯電話を忘れたら家に取りに帰る」人の割合を調査した。


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■家まで戻るのは半数以下

全体では41.4%が「携帯電話を忘れたら家に取りに帰る」と回答。半数以上が「1日くらい、なくても大丈夫」というのは、意外な数字だ。

男性は42.0%に対し、女性は40.8%で男性が若干多いが大きな差はない。

性別・年代別で見てみると

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30代男性が39.6%と4割を若干割り込んだが、40代以下が4割以上。50代以上は4割未満といった結果に。

40代男性が最も高く54.3%と、唯一過半数を超えた。

未既婚で比較すると

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未婚者が39.0%に対し、既婚者は43.3%と4.3ポイント高くなっている。

都道府県別に見ると

・北海道 47.8%
・愛知県 47.8%
・大阪府 35.6%
・埼玉県 25.0%

北海道と愛知県が半数に迫る48.7%だが、国内第2の都市を有する大阪府が35.6%とやや低め。

東京のベッドタウンとして人口の多い埼玉県に至っては25.0%と、4人に3人は「取りに帰らない」結果となった。


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■財布より携帯電話

実際に「携帯電話を忘れたら家に取りに帰る」人に、話を聞いた。

「業務連絡のほとんどを専用のSNSでやり取りしているので、スマホがないと仕事になりません。一度、『外出予定がないから、PCでいいか』と思ってそのまま会社に行ったのですが、PCで業務をしながら連絡はスマホでチェックする癖がついていたので、連絡の見落としが多くて仕事が捗りませんでした。


滅多に忘れませんけど、それに懲りて忘れた時は家まで取りに帰りますね」(40代・男性)


「子供がまだ小さくて保育園に預けて働いているので、急に熱を出した時の呼び出しとか、携帯がないと受けられませんから。


夫が家事の分担なども協力してくれて、帰りの買い物などのお願いもLINEでしています。そういう点でも携帯がないと、困りますね」(30代・女性)


「フリーランスで仕事をしているので、携帯電話を忘れると最悪です。連絡が取れなかったために、他の人に仕事が行ってしまったこともあるし。財布を忘れても最悪はどうにかなるけど、携帯電話だけは絶対に取りに戻りますよ」(30代・男性)


仕事や保育園の連絡など、確かにないと困る。失くすよりマシではあるが、充電器にセットしたままやテーブルの上など、置き忘れた状態に気づいたときに感じる“しょんぼり”感も小さくないだろう。

今この記事を携帯電話で読んでいる人は大丈夫だろうが、出かける前の忘れ物チェックはくれぐれも気をつけたい。

・合わせて読みたい→【注意】携帯・スマホ置き忘れ経験者は5人に1人!忘れ物ランキングも発表

(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の携帯電話を持っている男女1,155名(有効回答数)

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