『タラレバ娘』倫子に視聴者の不満が爆発 「ご都合主義すぎる」との声も
吉高由里子(28)主演の水曜ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。「〜たら」「〜れば」ばかり言ってしまうアラサー女子たちの苦悩を描いた物語に心を打たれる女子は多く、22日の最終回の平均視聴率が11.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録した。
しかし、一部の視聴者からは「エンディングが不満」との声があがっている。
■『タラレバ』最終回に不満の声が続出
鎌田倫子(吉高)はこれまで、ミステリアスなKEY(坂口健太郎)とのワンナイトラブや、イケメンバーテンダーの奥田(速水もこみち)と付き合うなど、刺激的な恋愛を体験。
その後、最終的に自分のことを考えてくれる包容力のある早坂哲郎(鈴木亮平)と結ばれることに。
早坂とは同居を考え新居を探すまでに至ったが、じつは倫子の心の奥底にあったKEYへの想いに気づいた早坂は「気持ちにフタをすることもウソをつくことと同じじゃないかな」と別れを切り出し、破局した。
その後、倫子はKEYに「あんたのこと好きだわ」と告白し、KEYも「おれもあんたのこと好きだよ、って言ったらどうする?」と仲よさげに微笑み合い、「未来がどうなるかなんてわからない。いろんなことに悩んでもがいて生きていくんだと思う」という倫子のナレーションで締められた。
これを見たネット民からは「倫子が身勝手すぎる」「一生タラレバやってろ」といった声が。
・ふつうの恋愛ドラマをアラサー女子の現実で打ちのめすのタラレバの魅力なのに、結局都合の良いヒロインじゃん
・倫子の行動に終始イライラした。頭がお花畑の主人公がアラサーになっただけ
・KEYを好きになる理由が全然わからない。演出不足? だからまったく感情移入できないし、視聴者おいてけぼりのご都合主義で引いた
・うちの夫は倫子のこと「貞操観念が低い」とキレてて笑った
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■批判もヒットドラマの宿命か
そのほかには、「このラストなら、『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)のほうがスカっとした」「白黒はっきりつけたけど、どれも軽い。
『カルテット』(TBS系)のようにグレーなままで終わるエンドのほうが美しい」といった、他局のドラマと比較する声も。
また、原作マンガのファンからは「原作にあった悲痛さが欠けている」「原作とくらべて言葉が軽すぎる」といった指摘も見られた。
そういった批判も、全話をとおして平均視聴率が2ケタ前後をキープしていたヒットドラマの宿命といえるかもしれない。
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