30代男性3割「結婚は人生の墓場」玉の輿狙いで失敗した人も…
最愛の人と入籍すれば、配偶者と互いに協力して良き家庭を築こうするのが一般的。「結婚」という大きな人生のターニングポイントは、誰でも前向きに捉えたいところ。
だが、世の中には昔から言われているように「結婚は墓場である」と考えている人もいるらしい。
■30代男子に一体なにが…
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に「結婚は人生の墓場だと思うか?」調査を実施。その結果、全体で25.8%の人が「思う」と回答。
約4人に1人が結婚に幻想を抱かず、嘆いているのはなぜだろうか。性年代別にみると
30代男性の割合がもっとも高く、3割の男性が「墓場」だと感じている結果に。この世代は、まさに恋愛市場のど真ん中。
「結婚」の二文字が現実的となり、恋人から結婚を迫られたり、自発的にプロポーズして入籍する人も多いはず。
一方、仕事でも大きな責任を担い多忙となって、結婚相手や婚約者などへ思うように愛情が伝えられずストレスを感じている人もいるのかも。
同じ30代でも、女性は男性に比べ約10ポイント「墓場派」の回答率が低かった。「大変なことはあっても、楽しいこともある」と感じる人もいるようだ。
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■親をみて感じた?
特徴別にみると
「自分は毒親に育てられた」と感じている人は、そうでない人に比べ約26ポイント「結婚は墓場派」に。
過干渉な親などから追い詰められた経験のある人は、その親の夫婦間の問題も目の当たりにして「家庭内地獄」が刷り込まれた場合もあるのかも。
また、不倫経験のある人はそうでない人に比べ約18ポイント「墓場派」と回答する結果に。
不倫経験の前後どちらに「墓場」だと感じたかは、人それぞれ状況によって異なるだろう。
だが、配偶者との関係に上手くいかず、現実から逃げるようにして家庭外に癒やしを求めてしまう人もいるようだ。
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■玉の輿かと思いきや…
「『結婚は人生の墓場』という言葉って、男性にむけて言いがちですが、女性にとっても墓場だと思います。
私はお金に苦労しないように家柄の良い医者と結婚して、はじめは羽振りがよかったけど、夫は女遊びも激しく、DV。
彼の実家も嫁いびりがひどく、最終的には借金を作り私に負債がのしかかりそうに。無事離婚できましたが、墓場以外のなにものでもなかったです」(42歳・女性)
愛する人との結婚で、幸せを感じる人もいるはず。だが、人によっては境遇などから絶望している場合もあるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・瀬戸内レモン)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1363名