これをクリアすれば…?懸賞担当者が語る「当選者の特徴」

2017/03/31 09:00


(liza5450/iStock/Thinkstock)
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「懸賞」といえば、現金や家電などが無料で手にはいる臨時収入の山だ。

だが応募する人が山ほどいるため、中には「一度も当たったことがない」という人も少なくないくらい、当選への道は厳しい。

では、数ある人々から当選者に選ばれる人はどんな人なのだろうか?

しらべぇ取材班は、ネット通販内で懸賞を開催している会社に勤めている女性(Aさん・30代)に「当選者の特徴」をきいてみた。



①面倒くさがらずに、一手間かけている

「うちはネット通販内で、調査収集を兼ねて、定期的に懸賞を開催しています。そのため応募時には、簡単なチェック式のアンケートに答えてもらうんですが、


最終稿に『当社の好きな商品は?』『今後、当社に希望する商品は?』など、文字入力をしてのコメントも任意で入れてもらう項目もあります。


この時に、多くの人は面倒くさがって空白のまま応募されたり、『とてもいいです!』のひとことだったりするんですが、この任意欄が適当な時点で除外です。


逆に『○○の商品が好きだが、ここをもっとこうしてパワーアップしてほしい』とかタメになることを書いてくれる人は、当選率がぐっと高くなります」


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②メルマガのチェックを外さない

「応募する際には、『当社のメールマガジンを受け取りますか?』というチェックもあるんです。これも任意で、チェックを外しても応募できるのですが。


やはり懸賞を開催するのは、『懸賞サイトや検索から、懸賞目当てできたけれど、ここのお店いいかも!』という集客目当てでもあるんですよね…。


だからうちの規定では、なるべくお店に興味を持ってくれているお客さんを当選させてあげたいという気持ちがあり、メルマガを受け取ってくれないかたは、


この時点で除外という形になってしまうんです。他店で同じように懸賞を開催している人も同じことを言っていたので、メルマガの受け取りは大事かも…」


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③住所はかなり見られている…

「マンションなどに住んでいるかただと、面倒くさがってマンション名を省く人が多いんですが、ネット通販をしているとごくまれにマンション名がわからず、


配送トラブルになることがあるんです。とくに懸賞だとこちらが送料を負担するので、戻ってきてしまっては、無駄な出費がかかることに…。


だから住所がきちんと記載されていない人は省かれます。また大型の家具や家電が景品の時は、任意コメントやメルマガなどをクリアしていても、


遠方だとそれだけで除外になってしまうことも。どうしても大きい品だと送料を考えて、そこは同じように条件をクリアした近郊の人になりがちですね…。


送料はどこの懸賞でも気にすると思うので、大型商品が景品の時は、運営会社の所在地が離れすぎてないかはチェックしたほうがいいかもしれません」


あくまでもAさんの会社が営む懸賞では、このような選別があるということだが、これらを意識して応募すれば当選率は少なからず上がるかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

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