「オタクは趣味じゃなくて◯◯」 秀逸ツイートに共感殺到
今やすっかり市民権を得た「オタク趣味」。しかし、時おり偏見の目で見られることもあり……
「オタク趣味の人は現実(三次元)で恋できないから二次元に逃げてるだけ」
「いい年してそんなものが好きなんてどうなの?」
など、お節介な言葉を投げかけられることも。そんな中、とあるツイートが話題になっている。
■「オタクは趣味じゃなくて人種」
ツイートをしたのは翼@超家宝東4こ03b (@sakutuba_matu)さん。「オタクは趣味じゃなくて人種」と言い切った上で、他者から「三次元に目を向けよう」と言われるのは「日本人を卒業してイギリス人になろう」と言われているようなものだと例える。
オタクは趣味じゃなくて人種だから「二次元は卒業して、怖がらずに三次元に目を向けよう!」って言われても「日本人を卒業してイギリス人になろう!」って言われてるみたいなもので「なに言ってんだお前」ってなる
— 翼@超家宝東4こ03b (@sakutuba_matu) 2017年4月4日
オタクは趣味じゃなく人種とは、なんと切れ味するどい表現だろうか……。そして、ここまではっきりした姿勢でいる人に対し、「怖がらずに現実を見よう」などと言うことが無意味でしかないのも、想像に難くない。
このツイートは多くの人から共感され、2万以上のRTを集めることに。中には「国籍は変更できる」などのマジレスもあるが、同意のほうが多いようだ。
関連記事:市川紗椰、ニッチすぎる趣味にファン驚愕 「目の付け所が斜め上…」
■大人になったらアニメは卒業すべきなの?
「そもそも趣味は個人の自由であり、他者が口出ししていいことなのか?」「若者の恋愛離れが進む中、二次元に原因を求めるのは無理があるのではないか」などの疑問はさておき、依然としてアニメに対して偏見の目を向ける人は少なくない。
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1378名に調査を行なったところ、「アニメは子供が見るものだと思う」と回答した人は20%存在。60代以上は31.4%が該当する結果になっている。
裏を返せば、「大人になったらアニメは見なくなるでしょ」と考えている人がそれだけいるということだが、先入観を持たずに見てみると、大人でも楽しめるアニメはたくさんある。ひとりでも多くの人が好きなものをただ純粋に楽しめる世界になることを願うばかりだ。
・合わせて読みたい⇒「趣味は仕事に慣れてから再開」がダメな理由 納得の声殺到
(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20~60代の男女1378名(有効回答数)