4月11日は『ガッツポーズの日』 真っ先に連想する人物は?

2017/04/11 05:00

(sunabesyou/iStock/Thinkstock)
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4月11日は「ガッツポーズの日」と知っているだろうか?

1974年、東京日大講堂で行われたプロボクシング・WBC世界ライト級タイトルマッチで、挑戦者のガッツ石松が王者ロドルフォ・ゴンザレスにKO勝ちした際、両手を大きく挙げて喜びを表す。

その様子を新聞記者が「ガッツポーズ」と表現し、日本人に浸透。その功績を称え、記念日となったのだ。



 

■元祖はボーリング?

そんなガッツポーズの元祖については、別の説がある。

それは、ボーリング。1972年に専門雑誌「ガッツボウル」が、誌面のなかでストライクを取ったあとのポーズを「ガッツポーズ」と名付け、色々なポージングを掲載したという。これが元祖ではないかともみられている。

つまり、始まりはボーリング雑誌で、広めたのはガッツ石松というのが、真実なのではないかという説も。ただしこれについてもさまざまな解釈があり、異論もあるようだ。


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■真っ先に思い浮かぶのはガッツ石松?

元祖についてはさまざまな意見があるが、「ガッツポーズ」と聞いて真っ先に連想するのは、やはり記念日の要因にもなっているガッツ石松なのではないか?

しらべぇ編集部では、全国の20代〜60代の男女1,332名に「ガッツポーズといえばガッツ石松だと思うか」を調査。

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結果、「思う」と答えたのはわずか24.2%。75.8%は、別の人物を連想しているか、とくになにも感じていない様子。

ポーズ自体を知らないという人はいないと思われるが、ガッツ石松との因果関係を知っている人は、極めて少ないようだ。


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■ガッツ石松以外に連想する人物は?

ガッツ石松以外にガッツポーズと聞いて、連想されると思われる人物は以下の通り。

①水谷隼(卓球)

リオ・オリンピックで銅メダルを獲得した際、雄叫びをあげながら何度も拳を天につき上げ、喜びを表現。その様子に日本中が熱狂した。


②GACKT(歌手)

『芸能人格付けチェック』内で勝利するたびに「ッシャー!」という雄叫びとともに放たれる見事なガッツポーズは、見事なものがある。その瞬間、視聴率があがると噂されるほどだ。


③朝青龍(相撲)

元横綱朝青龍は、大一番で勝利した際ガッツポーズを行い、たびたび批判された。相撲の世界では勝った者が喜びを表現することはご法度。しかし、一部には闘志を剥き出しにする新しい力士像に、共感する声もあった。


日本では相撲を筆頭に、勝利した人間がガッツポーズを見せることを良しとしない文化がある。また、アメリカでも大リーグのように派手に行うと次の打席でぶつけられることもあり、賛否両論だ。

しかし、嬉しいときはやはり自然とポージングがでてしまうもの。せめて4月11日だけでも、派手なガッツポーズを決めたいものだ。

・合わせて読みたい→「命をかけてる」卓球・水谷が張本のガッツポーズ批判に反論

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)

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