お土産の代名詞 「木刀」と「ペナント」の栄枯盛衰に驚きの声
TOKYO MX『5時に夢中!』で懐かしいお土産の定番、木刀とペナントの現在を調査! 結果は…
お土産の定番であった「木刀」と「ペナント」。学生時代最大のイベント・修学旅行で、かつてはクラスの数名は購入していたものだ。
TOKYO MXなど、関東・関西の独立局系人気情報番組『5時に夢中!』が19日、木刀やペナントが現在も販売されているかを調査し、話題となっている。
コメンテーターの女優・美保純(56)は「ペナントは外国人向けに売っているのでは?」。女医・おおたわ史絵(52)は「木刀は店の隅っこでホコリをかぶって売っている」と予想したが結果は…。
■東京タワーで木刀発見
東京の観光名所・東京タワーで調査すると、ペナントはない。木刀は販売中。
「断然多いのは学生。東京に来てちょっと強くなるアイテムを手に入れる」と店員が語ると司会のふかわりょう(42)は「ロールプレイングゲーム感覚だな」と笑う。
木刀は昭和30年代に福島県会津若松市で白虎刀をイメージして販売開始したのが好評で全国に広まった。
現在も売れ行きは上々の模様。「修学旅行生を中心に1団体で10本くらい売れる。木刀はなくならない」と断言していた。
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■ペナントの現在
浅草の調査でも、お土産店からはペナントの姿が消えていた。
「理由はなく、自然になくなった」
「20年くらい前にペナントはなくなった。現在は外国人向けに、掛け軸が台頭している」
日本で初めてペナントを作った鎌倉の会社の話では、昭和33年に野球の優勝ペナントをモチーフに東京タワーの絵柄で販売を開始。製造が追いつかないほど売れ、お土産の定番としての地位を確立した。
その後、携帯ストラップが登場したことでペナントの需要が激減。5年前にスカイツリーのペナントを作ったが売れなかったのを最後に作っておらず、ほかの製造所もペナントの製造はしていないそうだ。
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■懐かしむ人々
スタジオでは実物に触れながらトークが進む。外国人特派員として出演しているアメリカ出身の芸人・アイクぬわら(30)は「和が入っていて嬉しい」と高評価。
視聴者の反応もしらべぇ調査班で集めてみると…
#ペナント
土産物にペナントって買ったっけねぇ。京都、奈良行って木刀買う奴もいた。ナンでだろ?— こころ爺 (@cocolozii) April 19, 2017
ペナントは弟も収集していたな。修学旅行で京都に行くと木刀買う男子は少なくなく先生に見つかり正座されてたっけ。。 #goJimu
— kako (@kako0124) April 19, 2017
修学旅行の土産の定番といえば木刀・ペナント・無許可Tシャツ・自分で打刻するメダル #gojimu
— かんろ (@kanlo_mania) April 19, 2017
私、女子だけどペナント集めていたよ。部屋に飾っていたよ。 #gojimu
— 半分、なるこ。 (@naruko0109) April 19, 2017
懐かしい出来事を思い出す声に溢れていた。
今なお根強い人気のある木刀、時代の流れで消えていったペナント。かつて隆盛を極めたお土産は、両極端の現在を歩んでいる。なんとも悲しい結末となった。
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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ)