「自分のこと?」ツイッターの意味深な投稿に反応するのはあの世代

ネットの付き合いも大変?「あいつむかつく」「許せない」友達のつぶやきを気にする人は…

2017/04/27 22:00

(liza5450/iStock/Thinkstock)

今や総理大臣やアメリカ大統領も利用している短文投稿サイト、Twitter。日本人にも広く普及しており、一般人はもちろん、有名人や企業などがこぞって利用している。

自分の思っていることを素直に発信できることが最大の長所で、親しまれているポイントなのだが、一方でその手軽さが思わぬトラブルを引き起こし、人間関係を崩壊させることも。



 

■意味深ツイートを気にしてしまう人も

よくあるのが、Twitterでフォローしている仲のいい友人が突然「あいつ、許せない」などと、宛先不明の意味深ツイートをしているケース。

そのようなツイートはスルーすればいいのだが、「自分のこと?」と動揺してしまう人も少なくない。

なかには、まったく無関係にもかかわらず「ごめんなさい」と謝罪するケースや、自分のことを指していると思いこみ、関係が悪化することもある。

そのような経験を持つ人は、意外に多いのではないだろうか?


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■「自分のこと?」と動揺したことがある人の割合は?

そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代のTwitterユーザー425名に、誰に向けられているのかわからない意味深ツイートについての意識調査を実施。

結果、「『自分のことかな』と動揺したことがある」と答えた人は、25.9%とほぼ4人に1人。7割以上のユーザーは、意味深なツイートを見ても、サラっと受け流しているようだ。

ちなみに、性世代別に見ると、30代男性の割合が36.7%と高い。ネットネイティブな20代に比べ、インターネットツールやSNSを慣れずに使い、トラブルを多く経験している可能性が高いため、少々過敏に「自分のこと?」ととらえてしまうのかもしれない。


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■経験者に聞いてみた

意味深なツイートに飽き飽きしていたというSさん(30代・男性)に聞いてみた。

「ネットのみの知りあいだったのですが、なんとなく自分の発言に反論するような感じのツイートをしたり、『バカじゃないの?』『ムカツク』など、宛先不明の意味深発言ばかりする人がいました。


当初はスルーしていましたが、毎回毎回誰宛なのかわからない暴言系ツイートを見せられることに疲れて…とりあえずミュートしたのですが、なんとなく楽しくなくなり、アカウントごと消しました。


Twitterをどう使おうと自由ですが、怒るならきちんと矛先を明確にしてほしい。はっきり言って面倒くさいです。『えっ? 自分?』と思っている人が絶対いますよ」


怒りや不満を表現するときは、誰に向けているかを明確にしたほうが、友達をなくさずにすむかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代のTwitterユーザー425名(有効回答数)

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