東本願寺の僧侶に「残業代未払」問題 高須クリニック院長の見解は…

東本願寺の僧侶に残業代未払い問題に高須クリニック院長がコメント

2017/04/27 06:00


@足成

京都にある東本願寺が、僧侶に残業代を支払っていなかったことが発覚し問題になっている。

このニュースを受けた高須クリニックの高須克弥院長(72)のツィートも、さらに火に油を注いだ状態だ。



■自身も僧侶である高須クリニック院長

このニュースを受けて、自身も浄土真宗の僧侶でもある高須クリニック・高須克弥院長は、僧侶が労働者という位置づけであることに驚く趣旨のツィートをした。

報道によると、僧籍を持つ2人の職員に、未払いだったおよそ657万円を支払ったとされる寺側のコメントとしては、

「寺の仕事は僧侶にとっての自己研鑽ととらえ、慣例として残業代は支払ってこなかった」


とのこと。今後はタイムカード導入などの改善に取り組むと表明しているが、寺で僧侶がタイムカードを押している姿を想像すると、なかなか味わい深い。


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■大きなお寺の僧侶は勤め人?

今回の報道を受けて、ネット上でも様々な意見が飛び交っている。

・お寺に勤めるのもサラリーマンと言うことか。


・素朴な疑問だが、それは修行じゃないのか?


・ブラック起業か?


特殊な職業なだけに、残業代、という言葉の響きに違和感を持つ人も多い。


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■「山務員」と一般人が想像する修行僧とは別?

中には、一般人の素朴な疑問に回答する内容のツィートも見られた。

大寺院を運営する職員にも僧籍を持っている人物を採用し、僧侶と呼んでいるとしたら、サラリーマンとさほど違わないようにも思える。それに対し、

「年末年始とかの巫女さんなら分かるけど、僧侶も雇用契約だったとは」


と驚きのコメントも。メディアでは僧侶というと宗派を問わず過酷な修行が取り上げられがちで、一般人にとっては大寺院は近くて遠い未知の世界。

一連の報道を読むと、非日常的な修行ばかりでなく現代的な寺での僧侶のルーティンワークも興味深く思える。

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(文/しらべぇ編集部・星子
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