「根性論」ばかりの人に嫌悪感!うんこ漏らし経験との関係性も
体育会系名物? 「根性」が苦手な人の割合とは?
社会という厳しい荒波を生き抜く上では、「気合い」や「根性」も大事。だが、そればかり口にしていると周囲から白い目で見られることもある。
しらべぇ編集部では20~60代の男女1363名に「なにかと根性論を持ち出す人が嫌い?」という調査を行なったところ、61.5%が「嫌いだ」と答えた。
■意外にも? 「根性論」が嫌いじゃない20代
では、細かく見ていこう。まず、年代別では50代がもっとも高く73%という数値を示したのに対して、20代は49%という低水準。2人に1人にも満たなかった。
「最近の若者は根性がない」というのは一部のおじさんの間で聞かれる言葉だが、かりにまだそれが備わってなかったとしても、根性論を持ち出されるのがイヤなわけではない、という若者も多いのかも。
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■根性ではどうにもならない経験が影響?
特徴別で顕著な傾向が出たのは「大人になってからうんこを漏らしたことがある」という人。72%と、そうでない人とくらべて13ポイントも「根性論ばかりの人が嫌い」と回答したのだ。
たしかにいくら根性があっても、腹痛はそれを上回る勢いで排便させようとしてくるもの。しらべぇの調査で年収1000万円以上の人の47.5%が「うんこを漏らした経験がある」と回答していることからもわかるとおり、決して珍しくない経験だが、漏らした者は高確率で心に傷を負う。
そんな人が根性論を持ち出されると、「根性だけじゃどうにもならんこともある」と言いたくなるのだろうか。
また、「ネット右翼」を自称する人の根性論嫌いも明らかに。うんこお漏らし経験ほどの因果関係は見当たらないが、独特な思想を持つ人々だけに、好き嫌いも激しいのだろうか。
全体的に見ると「根性論」は嫌われる傾向にある。うんこ漏らし経験の有無に関わらず、「褒めて伸ばす」など柔軟な教育、マネジメントが今の時代には合っていると言えそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20~60代の男女1363名(有効回答数)