『あなそれ』昼間からホテルに行く苦笑展開　共感できないのも納得？

波瑠主演で放送中のTBS系ドラマ『あなたのことはそれほど』（以下、『あなそれ』）。清純派のイメージが強かった彼女だが、本作ではW不倫に陥るヒロインを熱演中だ。

余程衝撃が大きかったのか、「こんな役柄やってほしくなかった」という彼女に対する批判も多かったよう。後に、波瑠自身が公式ブログで「私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない」などと綴り、誤解もあって炎上騒ぎとなっていた。

しかし、美都というキャラが話題になっているのも事実。いい意味で火がつくのも遠くなさそう……ということで、今夜22時からの第四話を前に軽く復習しておこう。

■昼間からホテルに行く奔放ヒロイン

この作品は二番目に好きだった渡辺涼太（東出昌大）と結婚しながらも、一番好きだった有島光軌（鈴木伸之）と再会したことでヒロインがW不倫の底なし沼にハマっていく作品。

不倫物といえばドロドロな重いテイストを想像する人が多そうだが、本作はコミカルな演出が多く、笑いながら見ることができるのが特徴だ。

先週放送の第三話でもっとも印象的だったのは、美都と有島が昼間っからホテルに行ったことだろう。

この日、小田原を家に招待し、美都の作った料理を食べる予定だったのだが、有島にランチに誘われ外出。その後、あろうことか上の階のホテルで情事を楽しんだのだ。

ぐったり疲れたのか寝すぎてしまい、結局美都はデパートで買った惣菜を手料理として出すことに。奔放すぎるほど奔放なヒロインだ。

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■「昼にしたくなる人」はわずか5％

ちなみに、しらべぇ編集部が行った調査では「エッチしたいと一番思う時間帯は昼」と回答した人は5％。美都・有島のようにお盛んな人はあまりいないようで、このような逢引の良さに共感できない人が多いのも頷ける。

視聴者からすれば、むしろ波瑠が共感できては困りそうなキャラ造形のヒロイン。奔放極まりないその言動は、真面目な人は怒りそうなものの、ドラマとして見ればかなりのコメディだ。

細かい演出まで注目して楽しむことができるので、あまり真面目にならず、「あくまでドラマ」「不倫コメディ」「クズの博覧会」程度に受け止めて楽しむのがいいだろう。

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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）