合コンやめてネコに没頭? 若年層に「ペット溺愛説」が浮上

共に生活をしているペットが、ときにパートナー(人間)より大事! そう思う人もいるようだ。

2017/05/28 18:30



■ペットロス対策に乗り出す人も…

編集部では、「ペットが何より大事」だと考えている、さまざまな世代の人から話を聞いた。

「20代前半から彼氏が欲しくて合コンに行きまくりましたが、とうとうトキめく相手には出会えず。そんな時に知人の猫が出産し、引き取り手に困っていたので、手助けのつもりで飼うことに。


子猫は本当に可愛く、トイレを覚えさせたり一緒に寝たり、体調が悪いと動物病院に連れて行き…『あぁ、これは子育てだ』と。このまま結婚しなくても、この子といれば幸せだろうと。今、携帯の写真フォルダ、この猫の写真だけです」 (29歳・女性・自営業)


「『口説いた女の子を家に呼んだ時、会話が盛り上がりそう』。そんな不純な動機で犬を飼ったのに、今では溺愛。休日にサーフィンしながら、海辺で飼い犬とフリスビーしている時だけが人生の幸せに…。もう、結婚も急いでません」(43歳・男性・会社員)


ペットを溺愛するあまり恋愛が二の次になってしまっていたという女性からは、このような意見が。

「飼っている猫を溺愛して『仕事と猫』だけに熱中していたら婚期を逃しました。でも、いつかこの猫を失ってしまったら…と考えると恐怖に。『ペットロス対策』として婚活に乗り出している現在です」 (41歳・女性・会社員)


最近では、ペットに高額な技術を適応しクローンを制作するサービスが海外で実際に利用されている報道もあった。

どのような相手と、どのように過ごしたら幸せを感じるかは、人それぞれ。ペットという存在が、ときに人間関係より人生の重要度を占めている場合もあるようだ。

(取材・文/Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代のペットを飼っている男女344名(有効回答数)
ペット指原莉乃調査愛犬家愛猫家深田恭子石田ゆり子
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