鮎嫌いが初めて「ウマい!」と感じた鮎料理の名店 修善寺『狩の川屋』
鮎嫌いでも好きになれる!? 静岡県・修善寺にある鮎料理の名店『狩の川屋』は芸能人もお忍びで訪れるらしい
海の魚にくらべ、川魚は味がなく独特の匂いがするというイメージがある。とくに鮎は「キュウリの香りがする」とも言われるが、ただ「川臭いだけ」と感じる人もいるだろう。
そんな概念を覆してくれた店が、静岡県は修善寺にある『狩の川屋』。鮎の干物の元祖としても知られる同店は、多くの有名人が足しげく通っているのだとか。
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■修善寺の名店はリーズナブル
記者がおとずれた6月初旬は、天然鮎漁も解禁となり、ちょうど鮎の提供が始まる時期。おすすめの『鮎の背ごし丼』と『鮎の炊き込みご飯定食』をいただくことに。
定食は鮎づくしで、炊き込みご飯以外にも鮎の味噌汁や塩焼きがついて1500円とリーズナブル。有名温泉地である修善寺でこの価格は非常に嬉しい。
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■川魚の概念をくつがえす美味しさ
お待ちかねの定食はこちら。見ためも豪華でこの値段とは思えない内容だ。さっそくいただいてみると…!!
や、ヤバい! 「鮎ってこんなにさわやかな旨味のある魚だったの!?」と驚いてしまうほどの美味しさ。鯛の炊き込みご飯に勝るとも劣らない味である。
塩焼きも香ばしく、炊き込みご飯と同様にさわやかさを感じられる夏らしい味わい。鮎ってこんなに美味しかったのか…。
お次は背ごし丼。背ごしとは若い鮎の内臓を取り薄い輪切りにした刺身で、それをわさび醤油で和えて白米の上にのせたものだ。
修善寺名産のわさびと鮎の相性は言うまでもなく最強。イメージしていた生臭さはどこへ行ったのだろうか。川魚の刺身なのに…。
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■川魚が嫌いな人もぜひ
あまりに美味しすぎて無我夢中で食べてしまったふたつの鮎料理。川魚が嫌いな人もきっと美味しいと思えるはずなので、修善寺へ行ったらぜひ訪れてみよう。
【狩の川屋】
静岡県伊豆市門野原226-2
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)