もう何もできない!「こんなところから」と呆れた個人情報の流出先
いくら自分で守っても、個人情報が筒抜けになっていることも…
名前や電話番号、住所などの個人情報が、他人に知られるのは恐ろしいものだ。
だが、いくら自分が個人情報を守ったとしても、「こんなところから?」とビックリしてしまう場所から流出することもあるらしい。
しらべぇ取材班は、人々に話を聞いてみた。
①通販会社の購入履歴
「大手通販会社から、子供もいないのに幼児教育のDMが来ました。必要ないし、『なんでこんなのが私に送られてくるの?』と思って問い合わせたら…。
どうやら過去に、その通販内で購入した友人の子供へのプレゼントのために買った幼児おもちゃの購入歴から、子供がいると判断されて、送られてきたと発覚。そんな情報まで見られて、DMを送りつけてくるなんて、プライバシーもなにもあったもんじゃないな…と恐くなりました」(女性・26歳)
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②美容院のカルテ
「当時、私は大学生だったんですが、通っていた美容院があり、30代後半の男性美容師が担当でした。人見知りだったこともあり会話はほぼしていません。
でもある夜、携帯に知らない番号から電話がきて出たら、その美容師で『あの美容院をやめることになりました』という報告から『今度デートしよう』と誘われ…。美容院でカルテに書いた連絡先を見たんでしょうが、怖かったです。これがトラウマで、一人暮らしを始めてから電話番号や住所は、デタラメを書くようになりました」(女性・29歳)
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▪️個人情報は不用意に教えないほうがいい?
新しい美容院に行った際やポイントカードの申請をした時など、生活をしていると、なにかと個人情報を記入するシーンはある。
そんな時に、嘘の情報を書く人たちもいるもよう。しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1,371名を対象に調査したところ、以下のような結果に。
いつどこでどんな人が連絡先を盗み見て、しつこい勧誘やストーカー行為をしてくるかはわからない。
自分を守るためにも、よほど正しい連絡先が求められる場ではない限り、嘘の連絡先を書くことは間違いではないのかも…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年11月20日~2015年11月24日
対象:全国20代~60代の男女1,371名