かなりキツイ!対応に苦労した年上部下のマネジメント3選
成果主義で昇格したのはいいけれど、年上の部下をマネジメントするのは苦労が…
■パートさんが言うこと聞かない
「接客業をしていて、最初に配属された店舗では新人ということもあって、マネジメントするパートさんにもかわいがってもらい、むしろ助けられることが多かったと思います。
でも数年後に異動した先では、ボス的なパートさんがいて…。前任の男性担当者がお気に入りだったようで、異動してきた私は目の敵にされ、かなり意地悪されました。上司がサポートしてくれたので、なんとか乗り切れましたけど、お願いしたことをやってくれないのは困ったし、本当につらかったです」(20代・女性)
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■同年代の女同士は面倒
「私がマネジメントしているチームに、中途採用で2つほど年上の女性が入りました。年齢は上ですが、業界に入ったのは前の会社が最初でキャリア自体は数年しかなく、実力的にはアシスタントでしたし、本人もそれを承知で採用されたんです。
ただ、そういう人ばかりではないけど、女性って同じ年代の女性に対して、どうしても“優位に立ちたい”ってなっちゃうタイプがいるんですよ。彼女が典型的なタイプで、ものすごく張り合ってくるのですが、力量不足なので勝負になるはずもなく…。
今でこそ落ち着いて働いてくれてますけど、最初の1年くらいは本当に面倒くさかったし、何度も別のチームに放出したくなりましたけど、『管理職としての力量が試されているんだ』と自分を鼓舞してがんばりましたね」(30代・女性)
年上の部下が年の功を活かし、良い参謀やサポート役になってくれれば、かなり大きな戦力になる。
しかし、そういう活躍が見込めない場合でも、サラリーマンの宿命として、「現有戦力で戦わないといけない」状況はよくあること。
できの悪い部下が年上というのは相当厄介ではあるが、マネジメント能力を磨く機会と思ってポジティブに取り組めば、いつか報われるかも…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)