学生スゴい! 明治大学『黒川農場』で育てられた野菜が激ウマ
明治大学黒川農場で育てられた高品質な野菜が地元・川崎市で評判を呼んでいるようだ
近畿大学がマグロの完全養殖に成功するなど、最近は大学における食の研究が大きなニュースに取り上げられる。
だが、大きなニュースにならなくても地元で非常に高い評価を得ているのが、神奈川県川崎市にある『明治大学 黒川農場』産の野菜だ。
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■明治大学黒川農場とは
黒川農場は2012年4月に神奈川県川崎市麻生区の黒川地区に開場。地域と大学が連携した都市型農場で実習教育を行ったり、化学肥料に頼らない野菜の生産を行なっている。
ここで育てられた野菜は各地の明治大学キャンパスのほか、川崎市のJA直売所『セレサモス』などで安価に購入することができる。
記者が直売所に訪れたときには春~夏の野菜が販売されており、どれも見ためから質のよさがすぐにわかるほどのものだった。
真っ赤に熟したトマトが3個で300円とは、大学の農場と直売所の努力があってこその価格だろう。儲けがあるのか心配になるレベル。
ニンニクやズッキーニも大きくとても美味しそう。いくつか買って帰り、さっそく調理することに。
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■3種の野菜を購入
購入したのはトマトとホワイトセロリ、ズッキーニの3種類。
化学肥料などを使用していないため、安全性も高そうだ。
野菜自体の質がよかったので、ベーコンの塩味だけを少し加え、蒸してパスタソースにしてみると…
野菜たっぷりの黒川農場パスタが完成! ホワイトセロリの香り、ズッキーニの甘さ、トマトの旨味がどれも強いため、余計な味つけをしないで正解。
最後までペロッと食べられてしまった。川崎は都会のイメージがあるため、ここまで高品質な野菜を明治大学で育てているとは、あまりほかの地域の人は知らないのではないだろうか?
最近は農家の人手不足もよく報じられているが、若い学生たちが日本の農業のこれからを引っ張っていくことを期待させる素晴らしい野菜だった。
明治大学で育てられた野菜を購入したいという人は、ぜひセレサモスへ行って購入することをおすすめする。ほかにもさまざまな農産物が販売しているので、料理好きはきっと楽しいはずだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)