お得な「ポイントカード」利用率を調査!持ちたくない理由に納得
節約術の基本とされているポイントカード。利用率を調査すると、20代に使わない人が増えていた。使いたくない理由とは…
店を利用するほど得するシステムといえば、ちょっと前までスタンプカードが主流だったが、最近では磁気やICチップを利用したポイントカードが増えてきた。
さらには、1枚でいろんなお店に対応するカードや、マイレージポイントや電子マネーとの連携、キャッシュバックなど、お得なポイントサービスが登場している。
百貨店、スーパー、コンビニと、店によって複数使い分けて貯めている人も少なくないだろう。
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■ポイントカード利用は8割
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,357名を対象にポイントカードの利用に関する調査を実施した。
「よく利用している」と回答した人は34.9%、「まあまあ利用している」声も45.2%と、全体の8割以上がポイントカードを手放せないと判明した。
また、性別で集計すると「よく利用している」と回答した男性は25.8%に対し、女性は43.9%と差が大きい。
職業別の集計では、専業主婦(夫)では49.1%と半分近くが「よく利用している」と答えており、家計をやりくりするために、ポイントをうまく利用する主婦像が浮かび上がってくる。
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■20代に利用しない人が増加傾向
一方で、「あまり利用していない」「利用していない」と答えた人の合計は全体の19.9%。
Twitter上で調査すると、ポイントカードに対する不満をツイートしている人は多い。
最近ホームセンターに行くたびに、200円で1ポイント、500ポイント貯まると500円使えるというポイントカードを勧められる。
ポイント還元率が低すぎて毎回出す手間考えると絶対作りたくないのに、あまりにもしつこく勧められるので負けそうになってくる。— みや (@miyabaja) June 13, 2017
ポイントカード捨ててしまった気がする美容院の。ポイントカード嫌いなのにめちゃくちゃ増えるからダメだわ。
— 使いません (@knm_3838) June 11, 2017
https://twitter.com/tonnbuli114514/status/873800716728455168
「還元率が低いカードをしつこく勧められる」「めちゃくちゃカードが増える」「ポイントを貯めなければならない焦燥感」と理由はさまざまだが、納得できる。
なお、世代別で見ると、20代が29.4%と、全体より10ポイントほど高い。
賢く節約する買い物術のひとつであるポイントカードだが、若い層で魅力が薄れてきているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)