専門家ならでは?心理を学んでいる人が陥りやすい恋愛テクニック3選
心理の専門家ならではの恋愛の落とし穴とは。
恋の悩みは心の問題。心理カウンセラーによる恋愛相談コラムは多い。だが、実際に心理を学んでいる人の恋愛事情はどうなのか。
しらべぇ編集部は、心理学を学んできた女性に、心理テクニックを利用しすぎて失敗した恋愛体験談を聞くことができた。
①食事しただけで相手の家族構成を当ててドン引き
「食事をしながら会話をするだけで、相手が雑な人かマメな人かはわかります。
また、女性の兄弟がいる人は、会話に女性らしい面が浮上します。長男や次男などの特徴的な気質を会話から読み取ることもできます。
それらのピースをパズルのように繋ぎ合わせれば家族構成がわかります。答え合わせしたくなって、言い当てるとピタリなんてことがよくあります。
ただ、心理を覗かれていると感じて、拒絶反応を起こす人は意外と多く、離れていってしまうことはありますね…」
男女の関係でなくても、初対面の人との会話で「妹がいそう」「長女っぽい~」などは、会話に困ったときに弾むネタのひとつ。
しかし、心理学に詳しいとチラつかせながら「ドヤっ!」と言い当てられると、“自慢か?”と感じるなど、身構えたり、距離を置きたくなる気持ちになりそう。
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②心理テクニックで行動を誘導するも…
「同じ言葉を繰り返すことで相手を自分の思うように誘導する心理テクニックを使うことがあります。
例えば、遊園地に行きたいなと思ったら、会話の端々で”遊園地”を入れます。『誰々が遊園地に行ってきた』や『遊園地で何々ができた』のようにです。
うまくいけば、相手もその気になります。すると、より行く気満々になってくれます。
しかし、『なんで遊園地の話ばっかり』と察せられて聞かれたりすると、ちょっと気まずくなります」
策に溺れたことによる失敗。下手な心理テクニックを使わず、素直に「遊園地に行きたい」と、かわいらしく伝えたほうが成功率が高そうなのだが…。
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③有効な心理テクニックは諸刃の剣
「恋をする上で、主導権はこちらが握りたいといつも思っています。
そのために、ちょっと距離を置くぐらいがベストだとわかっていても、相手の心を動かす効果的な心理テクニックは、時間や労力を費やす必要があったり、より相手に踏み込まければならなかったりします。
相手がなかなか振り向いてくれない時は、どうしてもこちらから積極的にアプローチせざるを得ません。
結果、主導権が相手になることはありますね。諸刃の剣なんです」
「惚れたほうが負け」と言われるが、心理テクニックを持っているという自惚れがあるだけに、主導権を握りたいと思ってしまうのか。
本当に心理テクニックを駆使している恋愛マスターであれば、主導権を相手に握らせ、優位に立っていると思わせて、コントロールしているもの。
ちなみに今回インタビューした女性は、これまでに「狙った男性を15人以上落とした」というが、策に溺れなければ、もっと勝率が高いのではないだろうか…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)