「会社の飲み会」は重要な仕事の1つ? 若者の答えは意外にも…
「会社の飲み会」を重要な仕事の1つだと思うか調査したところ、意外な答えが。
しらべぇでも報じたが、25日放送の『フルタチさん』(フジテレビ系)内で松崎しげるが「先輩の飲み会を断る若者に怒りを感じる」と発言。
これにネット上では「時代が違う」「プライベートを大事にしたい」など、反対意見が噴出した。
一方、番組では出演者の古舘やカンニング竹山が、「交際相手との時間を差し置いてでも先輩に付き合った」と同調。ネット民のなかにも松崎の論理に共感している人もいるようだ。
■飲み会は重要な仕事の一部?
松崎は先輩との飲み会を断らないほうがいい理由として、「仕事ではない話でコミュニケーションをとることができる」と主張。
会社の先輩と親睦を深めることで、よりよい関係を構築することができる飲み会は「仕事の1つ」であり、断るべきではないと重要なもの考えているようだ。
しかし、ネット民のなかには、それを「鬱陶しい」と感じる人も存在しており、意見が分かれている。
世の有職者たちは、会社の飲み会を「重要な仕事の1つ」と考えているのだろうか。
関連記事:女性の6割が仕事のプロ意識が高い人を尊敬 「ついていきたい」との声も
■重要視している人が多い世代は?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の有職者478名に、会社の飲み会について意識調査を実施。
結果、松崎と同年代である60代以上の48.8%が「重要な仕事の1つだと思う」と回答。
拒否反応を示している人が多いといわれる20代も、43.0%が「重要な仕事」と感じていることが判明。会社の飲み会は「業務の1つだから参加する」と考えているのかも。
逆に竹山と同じ40代は、割合がもっとも低い。「仕事」とは思わず、純粋に楽しんでいる可能性もあり、飲み会そのものを嫌っているのかどうかは不明だ。
関連記事:仕事のためなら我慢する人が最も多いのは20代男性 「立場が弱いので…」
■賛成・反対それぞれの意見は
重要な仕事の1つと感じている人、いない人それぞれに意見を聞いてみた。
<重要な仕事の1つと感じている人>
「他社との飲み会で打ち解け意気投合し、そこから仕事をもらうことはよくありますし、意外な繋がりが発覚することも。トラブルがあったときにも、酒を飲みながら謝罪することで、氷解することも多いです。
とにかく仕事の人間関係を良好にするためには、飲み会は重要な仕事の1つだと思います」(30代・男性)
<重要な仕事の1つと感じていない人>
「自分の時間を大事にしたいし、酒が入った状態で人に気を使うのは難しく、つい余計な言葉を投げかけてしまい、関係を壊してしまいそう。
仮に出席するときは、ほとんど飲みません。仕事の1つだと割り切って、お酌などをしていますが…。はっきり言ってくだらないし、自分の評価が上がるわけでもないので、苦痛ですね」(20代・女性)
意見が分かれる会社の飲み会に対する意識。あなたは、どう考えるだろうか。
・合わせて読みたい→松崎しげるが「飲みの誘いを断る若者」に怒り ネットでは反論も
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の有職者478名(有効回答数)
(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)