日本が「観光大国」になるにはどこを改善すべき? 外国人の答えは…
訪日・在日経験がある外国人に、「観光大国になるために必要なこと」を調査。
東京五輪を3年後に控え、東京や京都など大都市では外国人観光客の姿を目にする機会も多くなっている。
かつてドヤ街と呼ばれた東京の山谷や大阪・西成地区が、外国人バックパッカーの泊まる街として生まれ変わりつつあるなど、さまざまな影響も起きているが、日本がさらに観光大国をめざすにあたって、改善すべき点はあるのだろうか。
しらべぇ編集部は、リトアニアに本社を持つ調査会社Syno Japanと共同で、訪日・在日経験のある外国人601名を対象に調査を実施。
上位の結果をランキング形式で紹介しよう。
■第5位:「タトゥー禁止」をやめるべき
日本人は、刺青・タトゥーに対して恐怖感・嫌悪感を持つ人が少なくない。江戸時代には入墨刑として犯罪者の証とされ、現代でも暴力団員などに多く見られるためだ。
一方、海外では著名スポーツ選手や俳優・女優なども堂々とタトゥーを入れている人が目立つ。ところが、来日した際は温泉や銭湯、プールなどの入場を断られる場合も。
今回の調査では6.3%の人が「外国人に対してタトゥーを禁止するポリシーを辞めるべき」と回答した。
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■第4位:外国のクレジットカードを使いやすくすべき
大都市ではクレジットカード対応の店が増えつつあるが、全国的に見れば未対応の店舗も多く、またVISAやマスターなど大手のカード以外は使えない場合も。
海外では日本よりクレジットカードが日常的に使われる国も多く、日本円に両替する手間もあってか、6.5%の人が「外国のクレジットカードが使いやすくなってほしい」と求めていることがわかった。