待ち時間が嫌いな人が多い職業は公務員 しかし役所では…
若い世代では、待ち時間が苦痛でない人も増えている。
病院や役所の手続き、友達との待ち合わせなど、人はさまざまなシーンで待ち時間と付き合っている。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施。
「待ち時間が嫌い」と答えた人は、全体で64.2%とやはり高い結果になった。
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■若者は待ち時間にスマホを
年代別では、男女ともにほとんどの年代で多くなっている。
しかし20代男性が、唯一半数を切っているのだ。
「スマホをいじくっていれば、なんとか時間がつぶせるから」(20代・男性)
また相手が待ち合わせで遅れたとしても、それほど怒りがない人もいる。
「遅れることを連絡してくれれば、適当に時間をつぶしておく。寝坊などで連絡が取れないのは、ちょっと心配になるから止めて欲しいけど」(20代・男性)
携帯が一般的に普及をしていなかった時代には、公衆電話を見つけて電話をかけるくらいしかできなかった。そんな時代を知っている人は、若者の感覚を不思議に思うかもしれない。
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■公務員は待ち時間が嫌いなのに…
職業別では、公務員が一番多い結果である。
役所で長時間待たされたことがある人は多いと思うが、働いている人たちもじつは待ち時間が嫌いなのだ。多くの人を待たせ、心苦しく思っている人もいるのかも。
また無職・家事手伝いも、7割を超える多い結果になっている。時間には余裕がある人でも、待たされるのは好きではないのだ。
「病院は2時間くらい待って、診察が5分くらいなときもある。なんとかして欲しい」(40代・女性)
病院の中にはネットから予約ができ、順番が近づくと知らせてくれるサービスを採用しているところもある。「自分の家のそばの病院も、早く導入してくれ!」と願っている人も多いのでは。
待ち時間が嫌な人がいるのは当然だが、イライラしたところで解決するものでもない。上手な時間のつぶし方を探すほうが、賢明といえるだろう。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)