「この人の子供になりたい!」アニメの父親キャラは? 1位はやっぱりあの人
全国の20代から60代の1,357名に「子供になりたいアニメ父親キャラ」を聞いてみたところ…
「日本の父親を感じさせるアニメキャラランキング」で見事に1位に輝いたのは、『サザエさん』の磯野波平。
納得の声が多数だった一方で、「子供にはなりたくない」との声も。よくも悪くも頑固者で、昭和的な思想を持つ波平だけに、拒否反応を示す人も少なくないらしい。
そこで気になるのは、「誰の子供になりたいのか」。しらべぇ編集部は全国の20代〜60代の1,357名に調査を実施。
結果をランキング形式で紹介しよう。
■第5位:目玉おやじ(8.2%) 『ゲゲゲの鬼太郎』
5位に入ったのは、『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじ。
全世界の妖怪に詳しく、息子である鬼太郎の疑問に逐次答えるなどしてサポートしてくれるだけに、「頼りになる」と感じているのだろう。
息子のピンチには身体を張って戦う「勇敢さ」も、支持が多い要因の1つなのか。
関連記事:『サザエさん』20日放送回の堀川くんがヤバすぎると反響 「想像超える大暴走」
■第4位:工藤優作(8.8%) 『名探偵コナン』
4位は『名探偵コナン』の主人公・工藤新一(江戸川コナン)の父親である工藤優作。
優秀な小説家という社会的名声と、息子をも上回るといわれる推理力は、尊敬できるお父さん像といえるだろう。
息子の活動には理解を示し、温かく見守っており、口は出さないものの信頼で結ばれている。そんな父親像に、憧れる人が多いのかも。
関連記事:金を無心し家族の骨をへし折ったDV息子に苦悩 殺し屋に殺害させた父親を逮捕
■第3位:バカボンのパパ(10.4%) 『天才バカボン』
続いて3位は、『天才バカボン』のバカボンのパパ。
破天荒で世間とはかけ離れた常識や倫理観を持っているのだが、なぜか票が多く集まった。
じつは家族想いでママを一途に愛し続けていることなどが、上位にランクインした理由かもしれない。
関連記事:妻にセクハラ連発する父に息子の我慢は限界に 壮絶な親子喧嘩の末に殺害
■第2位:磯野波平(23.0%) 『サザエさん』
2位に入ったのは、「日本の父親を感じさせるアニメキャラランキング」でトップだった磯野波平。
娘のサザエや息子のカツオを怒鳴ることも多く、昭和の頑固おやじを体現するキャラだけに、ランク外の可能性もあったが、やはり上位に。
ちなみに、「波平の子供になりたい」と答えた人を世代別に見ると、50・60代の支持が多い。やはり昭和を生き抜いて来た世代ほど、「うるさいオヤジ」を求めているのだろう。
関連記事:父親と息子の喧嘩が過熱し両者が死亡 聴覚障害を持つ母が就寝中に…
■第1位:野原ひろし(29.2%) 『クレヨンしんちゃん』
堂々の第1位は、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしだ。
妻である野原みさえに尻にしかれ、床に落としたおかずを食べさせられそうになるなど「威厳」のない父親だが、「子は褒めて伸ばす」という教育方針を持っているようで、それに共感している人が多いのかも。
2位の磯野波平とは対象的に、野原ひろしを支持する世代は20・30代が圧倒的。若い世代は「怒る」よりも「褒める」父親を欲しているようだ。
ちなみに、「日本の父親ランキング」で2位に入った『巨人の星』・星一徹はランク外。やはり「厳しい頑固おやじ」は、敬遠されつつある。
時代の移り変わりとともに、理想の父親像も変化しているということかもしれない。
・合わせて読みたい→お父さんに点数をつけるなら?「良くも悪くもない」の声多く
(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女500名(有効回答数)